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⛰ふるさとテレワークはじめました🙋‍♀️

こんにちは!はたらくオクノです。

2006年に高校を卒業して以来、16年ぶりにふるさと・天草に帰ることにしました。東京生活12年。11月8日にマンションを引き払い、新生活がスタートしました。引越しは業務の多忙さも相まって、メチャクチャ疲れましたw 

「ふるさとテレワーク」って書いている通り、転職したわけではなく、同じ会社に勤めながら、テレワーク勤務制度を使って【勤務場所】を東京から天草に移しました。

勤続10年目。色んな事情があっても、テレワーク制度はじめ、会社の制度や周りの方からのご理解・ご協力により、働きづつけること、価値を創出することは可能です。うちの会社がそんな自由度の高い会社になったことに、本当に感謝するとともに、感慨深いものがあるなと思います。

いつでもどこでも働いてる画像

1. なぜ、ふるさとで働くか

都会での夜型・消費旺盛・自由気まま生活を一旦リセットし、田舎での断捨離中心・自然任せ生活にシフトです。運動・食事・睡眠などの生活習慣と、居住・執務空間がようやく組み上がってきたので、ぼちぼちアウトプットを再開しようと思います。昨日、母の十七回忌も無事完了しまして、ほっと一息です。良い法事ができて本当によかったです〜😁✨

天草に戻るのを決めたのは、妹の将来進む道を整備するためです。今年度の個人的目標が三つあるのですが、その一つ「妹の絵の個展を開く」から発展した形ですね!

妹は精神障害者です。47歳で母が過労死した時、妹は小学5年生。中学2年生で統合失調症を発症して以来13年間、病気とともに生きてきました。

障がいは、ハンディキャップではなく個性。と、言い切れたらカッコいいのですが、妹を見ていると幻聴が苦しくて何も考えられないとか、「なんで私だけ?」塞ぎ込んでしまう場面が多く、日常生活を送るのも難しい時もあり、もどかしくなります。

一般的に自身の個性を活かすには、自分と向き合うとか、個性を磨くとか、個性が活かせる環境づくりなどが重要です。キャリア構築プロセスは健常者も障害者も同じはずなのに、そのプロセスを「知らなかった」り、「選択肢を否定される」ことで、今、目の前にある道しか選べないんじゃないかって思い込む。

その結果、障害年金に頼って生きる道を選ばざるを得なくなる。その将来しかないと思って、絶望する。それって、とても、もったいないことで、悲しいことだと思います。

今年の9月、妹から、「今いる場所が、いるだけで辛い」と告白されました。死にたい。これから先、生きるのが怖い。このまま変化せず、成長せず、ずっと同じなのに、年を取るのが怖い。就職できず、結婚できず、ひとりぼっちが怖い。涙の告白でした。

そんなに辛かったってこと、全然知りませんでした。治療はうまくいっていると思っていました。SOSに気づいてあげれなくてごめんね、って、率直に思いました。その場で「11月から熊本に帰って、妹たちと向き合おう」って決めました。

天草の夜景の画像

2. 精神障害と、家族と向き合う

妹の日常は、主に【治療】【生活・自立機能訓練】【仕事・就労】の三つから成り立っています。

現在お世話になっている病院・施設では、急性期のような発作が起こることはほとんどなく、症状がコントロールできており、治療がしっかりできている状態と理解しています。一方、生活を組み立てる自立機能訓練〜就労支援までが妹の肌に合わず、新しい場所を模索したいとのこと。

しかし、障害者福祉は、治療と自立機能訓練がセットで供給されなければならないようで、訓練施設を変えるためには、病院を変える必要があるそうです。治療がマストな人・家族にとって、病院の変更は勇気がいる上に、大きな労力を要する選択です。本人が他の施設を望んでも、自分だけの力で新天地を調査・探索するのは難しく、周りの力が不可欠です。

まず、本人の意思をきちんと言語化しようと思いました。妹は、周りの人の助言により、簡単に前言撤回する癖がついていて、自分の意思なのか、周りからの強制(選択肢の否定)なのかの判別が付かなくなっていました。毎食の御飯を一緒に食べながら、ゆっくり何度も対話して、心の奥にある真意を言語化するところから始めています。

今週の宿題は、将来見える化シートを埋めること。妹専用のキャリアシートを作って渡しました!どんなことを書いてくるのか楽しみですw 

次のステップは、現状の病院・施設の人から、実際の施設での様子や将来のあり方について考えをお聞かせいただく機会をいただくこと。新しい施設を探すにしても、まずは現状確認からですし、もしかしたら「ほとんど現状のまま」で、部分的に改善するという道を選ぶかも。

妹の意思形成支援、現状の病院・施設との対話、行政の福祉局との連携。とてもではありませんが、東京からでは実施が難しいことばかりです。対面で対話した方が、絶対いい。だから、ふるさとテレワークしよ〜!って決めました。とりあえず3ヶ月の期間限定で、1月ごろに延長如何と期間を見直す予定です。

約3週間過ごしてみての所感は、「思った以上に時間がかかりそうだ」ということです。本人の状態を整えることはもちろんですが、どちらかといえば【父】が大きな障壁のようで。これまで男手ひとつで育ててくれた父。現状維持に執着が見えるけど、それにも理由があって。

ひとつひとつ、ゆっくりと、わたし達家族のペースで解きほぐしていこうと思います。

いつもの道の画像

3. 最も重要なのは、続けられるリズムを見つけること

一日一歩 三日で三歩
三歩進んで 二歩下がる
人生は ワン・ツー・パンチ!
汗かき べそかき 歩こうよ
あなたの付けた 足あとにゃ
きれいな花が 咲くでしょう

水前寺清子の言う通り!w 長所が短所に転じたり、積み上げが一瞬で無くなったり、え?なんでそんなこと言うの?ってことがあったり。

それでも向き合ったこと、変化を起こしたことは、少しずつ積み上がっていく。良いことも悪いことも、同じように積み上がるなら、私は家族にとって良いチョイスを積み上げていきたい。

父と妹だけでは、どうにも身動きが取れなくなっていてしまったようです。今まで気づかなかった、気づけなかったんですね。ようやく私にも、家族を支えられる余裕が出てきたようです。

骨が折れることも、向き合えばより良くなる。「やろう」の一言と、率先垂範。はあ、会社の働き方改革とおんなじですね!なーんだ、身内だから骨が折れるけど、ちゃんとやっていけば大丈夫だな。

東京の家を引き払い、天草に引っ越してきて、家中を大掃除して、母の十七回忌を無事済ませ、生活習慣が整ってきたので、ようやく発信を再開できそうです。ワクワク🌈人生の煌めき、命の輝き、毎日感じること、考えてること、行動していることを、記録していきたいと思います。

一人でも多くの人が、事情や好みに合った働き方が選べて、仕事でちゃんと成果を出しながら、

大切な人やことを大切にできる人生を送れるように。(両立めちゃくちゃ大事!!)

一社でも多くの企業が、そんな個人を応援できる環境や制度を整備できるように。(企業のサポートめっっっちゃ必須!!)

そんな個人や企業って、素敵やんっ!って応援できる社会に近づけるように。(生産年齢人口減少社会の日本!社会の後押し、めちゃ大事!)

わたしにできることは、働き方改革や健康経営の現場担当者として、そして、ふるさとテレワークの実践者として、学んだこと、実践、考えをできるだけわかりやすく発信することだと思ってます!

今、ふるさとテレワークが選択できているのは、本当にたくさんの積み上げがあったから。そして、これからも積み上げようという意思がある企業と仲間がいるから。本当に感謝するとともに、個人の働き方として、家庭の事情で人と違う働き方を選ぶことの大変さも感じています。

だからこそ、新しい働き方を選べる企業の制度・環境整備も、新しい働き方を選べる個人のリテラシー向上も、どちらも凄く大事。

新しい働き方の実践者として、わかりやすく発信して行きたいと思います😊

難題は最高の娯楽🤣(ドMか笑)渦中はキツいけど、荒波乗り越えて、より良い未来を作って行きましょう✨

そして、とりあえず、痩せたいですw
天草の水とごはんが美味しすぎてヤバいです!そして、田舎すぎて夜の運動が天候に左右されるので、トレーニングが筋トレ中心にシフト。まだ摂取と消費のバランスがとれてません。日中の集中力は、正しい生活習慣の賜物🤣✨

よく食べ、よく遊び、よく動く!!
ふるさとテレワーカー、とりあえず三ヶ月やってみますー!よろしくお願いしまーす🤣✨

引っ越し後で疲れてる筆者画像

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