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スタートアップ1人目デザイナーの役割と直近3年間の七転八倒

これは何

Ubie Advent Calendar 1日目の記事です。

Ubie の Advent Calendar ではエンジニア・医師・デザイナー・事業開発のメンバーなどがそれぞれ思い思いにあれこれ書いていくよ。

スタートアップ1人目デザイナーの役割とは?

タイトルについて、先に結論をいいます。

足掛け3年ほど、様々な失敗の中で、またデザイナーとお話しする中で、普遍性と確信をもって言えることはこの3つくらいかなーと考えています。

1/ デザインにまつわる「なぜ」に無限に答える

バックグラウンドが多様な中でのデザイン

創業期はありがたいことにデザインパートナーである D4V/IDEO や何人かのデザイナーらが既に Ubie に伴走してくれていたこともあり、共同代表の2人とも医師体験・生活者体験への感度が非常に高い状態でジョインしました。今のプロダクトに繋がるデザイン資産は数多く残っており、思い返してもこの辺りはかなりありがたかったなと。

とはいえ1人目で入ると基本的には他のメンバーは全員非デザイナーで、エンジニアや事業開発のメンバーはもちろんユビーの場合は医師も同僚となります。

「なぜこのデザインをしたのか。どのような視点でデザインしたのか。」は言われずとも無限に答えるようにしました。

以下記事のように、他所でも触れているので今回は割愛しますが、この点かなり意識的に振舞うことで医師などこれまで業務接点が1mmもなかった業界のメンバーとも一緒にデザインできる環境が整ってきました。

「1人月」の積み上げでは絶対に Giant Leap できない

様々なバックグラウンドのメンバーがいるからこそ、デザイナーの役割がどこからどこまでなのかを言語化して伝えるようにしています。

例えば最近はデザイナーが増えたこともあり、どのデザイナーがどのような点に関心をもっているのかなど可視化し、新規加入メンバーが各チームでオンボーディングを行う際に役立ててもらったりしています。

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「1人月」の積み上げの果てに、Ubie のミッション達成は絶対ありえません。

Giant Leap (ムーンショット級のインパクト) のためには、「一人の血の通った人間」が、チームとして医療アウトカムの最大化に貢献する必要をまさに今感じています。

2/ 採用で絶対妥協しない

採用「3なし」からのスタート

Ubie では今でこそ自分を含め6人のデザイナーがいますが、実は自分は前職までほとんど採用経験がありませんでした。

「会社の知名度なし」
「採用要件書いたことなし」
「面談経験なし」

右も左もわからないところから、文字通り「3なし」からのデザイナー採用でした。

採用要件をずっと緩めなかった理由

2年半ほど前に書いたプロダクトデザイナーの採用要件は次のようなもので、これでもかというくらい、採用要件を上げ倒していました。

ただ、中身は当時から結局ほとんど変えていません。

Ubie では創業期から現在に到るまで、自律的な意思決定ができる組織設計を志向しています。

デザイナーに限らない話ですが、一度管理する/されるの関係性が社内で発生し始めたら、採用要件・評価・育成・アサインなどあらゆる組織設計がそれらに合わせざるをえなくなります。

Ubie においてはつくりたい組織のありようが先に見えていたので、デザイナーだけ妥協するわけにはいきませんでした。

誰よりも熱をもって会社のストーリーを語る

「無から初めて、最悪2年かかるかな」とぼんやり思いながら強気で採用活動をやっていましたが、やはり失敗が続きました。

プロダクトを開発しながら年間延べ150人~200人はカジュアル含む面談を行い、様々な採用チャネルの探索・社員のリファラルの執拗な掘り起こし・カンファレンス登壇など行いましたが、様々な事情によりオファー承諾に至らない日々がずっと続きました。

正直なところ採用要件を下げたくなる誘惑に何度も駆られましたが、その反面で明確に自分だからできることもあるなと考えていました。

Ubie の過去と現在と未来のストーリーに誰よりも熱をもって語ること。Ubieに興味をもってくださった全てのデザイナーに対して、最低限それだけは一切の妥協なしに行いました。

3/ 「次のデザイナー」を迎えるまで、あらゆる手を尽くして事業を前に進め続ける

いい意味で手放す。絶対に事業を止めない

常に今後の事業や組織の動きを見据え、次の1ヶ月でどこに力をおいたら会社が一番成長するのか考えながら強い内製志向でデザインに取り組んできましたが、流石に自分含めて2人ではどうにもならない時期もありました。

Ubie に入るまでは自分でもろもろ抱えがちな性分だったのですが、コロナ禍など外部要因が重なりどう考えてもデザイナー2人で太刀打ちできない局面に達したとき、それまで難易度・専門性の高いところはIDEO/D4Vのデザイナー陣にフィードバックを乞うたり、デザイナー以外がプロトタイピングを行ってスムーズなチーム開発を行えるよう働きかけるなどしていた「種まき」がうまくハマり、自分としても「いい意味で手放し」つつ、事業を止めないことができました。

これは今年の強烈なアンラーンの経験でした。

採用が人任せになった瞬間が終わりの始まり

幸いなことに "予定通り" 2年ががりで、多様なバックグラウンドのデザイナーたちとご縁がありました。

Ubie はそろそろ100人ほどの組織ですが、Dev 組織においては専任の採用人事をあえておいていません。

リファラル率はいまだに80%を超えています。

このような経緯があるからこそ、(あえて言葉を使いますが)「採用が人任せになった瞬間が Ubie の終わりの始まり」と考えていて、採用に対する想いと自他に向けるシビアさはこれからも変わらず持ち続けていたいなと考えています。

We are hiring!

Ubie では医師, 事業開発, ソフトウェアエンジニア, 経理, CEO(阿部)開発などなど全方位で採用中です!

一緒に未来の医療体験をデザインしましょう。

興味ある方は twitter DM 開放してるので、職種問わずぜひ気軽に一声かけてください。

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