見出し画像

コーチングstudy①|潜在意識にもぐること

ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせている元教員のハタセンです。

最近は、長文記事はお休みしていましたが、マーケティングや農業経営、あなたに役立つ情報について、1500〜2000文字で書き貯めています。

好きな焼肉は、さがりです。
いつもご愛読ありがとうございます。

さて、2024年のチャレンジの一つでもあった
「コーチングを学び、10人の方にコーチングの良さを体感してもらう」に進捗がありました。

5月10日よりコーチング初級講座がスタートしました。

講師は、ニューヨーク在住のコージローさん。
一緒に学ぶのは、カタール在住のソーヤさん、日本在住のムサシさん。
なんとも国際的な学びの場となっています。
私の都合に合わせてくれて、夕方18時15分〜20時15分で行いましたが、ニューヨークは朝の5時15分、カタールはお昼の12時15分だそうです。

初級講座第一回目で学んだことは、大きく2つ。


コーチングの3つのステップ

コーチングとは、対話を通じた対人支援
対話とは、質問・傾聴・承認・提案・信頼
対人支援とは、1課題解決 2目標達成 3目的発見

人がコントロールできている意識は全体のたったの3%しかないと言われています(健在意識)。
残りの97%は、わかっていない、気づいていない、言葉にできない、潜在意識と言われるもので、コーチングではこの潜在意識にアクセスするための支援を行います。

そのためにまず、大前提となるのは、「心理的安全性」です。意識の深いところまで潜っていくためには、たくさんの酸素が必要で、この酸素にあたるのが「心理的安全性」。
これを担保するには、コーチとクライアントが信頼関係を築くことが必要です。

仲間や知り合い同士がコーチとクライアントの関係になることもあるでしょうが、初対面でこの「心理的安全性」をつくるには、どうしたらよいでしょう。

対話の中での笑顔やいい感じのあいづちはもちろん、アドラー的に言えば「勇気づけ」になるのでしょう。
コーチからクライアントへの矢印がしっかりと向いていること。
関心を持って話していること。クライアントができている部分に気づき、認めること。結果ではなく、プロセスを重視して伝えること。失敗をも成長と捉え認めること。そして何より、コーチ自身をも成長させてくれたクライアントへの感謝の気持ちを伝えること。

クライアントは心理的安全性が担保されたときに、コーチからの問いかけや声かけをされることによって、クライアント自身が持っている答えが引き出されたり、たどり着いたりすることができるのです。

コーチンでは、次の4つのことを提供すると言います。

GROWモデル
G:Goal(目標・欲しい結果)
R:Reality Check(現実の確認)
O:Options(選択肢)
W:Will(意志)ゴールに向かう意志や、実行責任を果たす気持ち

コーチングを馬車に例えるというのが興味深かったです。
手綱をにぎるのはクライアントであり、コーチは馬の役割を果たし、クライアントを行きたいところへ連れていくだけだ、というのです。

そのために、コーチングにはクライアントに対して、次の3つのシンプルな問いかけをします。

コーチングの3つのステップ
①今、何が起きている?
②本当はどうなったらいい?
③そのために自分が何ができる?

コーチングの最中に、コーチ自身もクライアントをどこに導いていけばいいのかを迷う時があるのだそうです。その時に、この3つのステップに戻ることが大切なのだそうです。
コーチングの基本の「き」となる3つの問いかけですね。

6ステップコーチング

「コーチングでやってはいけないことはなんですか?」

そう問われた時、なんと答えたらいいのでしょう?

それは、「現状から目標設定をすること」

今いるところから未来を見つめるだけでは、浅すぎるのです。深い潜在意識まで潜るには、いったん、現状の外から目標設定をすることが大切なのだそうです。
メタ的に自分を見る必要があるということでしょうか?

目標に到達している未来の自分を想像し、その先にはどんなすばらしいことが起きているのか、そこまで想像するのです。

そこで、次の6つのステップを踏んでみます。

6ステップコーチング
①最近良かったことは?(信頼関係を築くための共感を生む最初の一歩)
②最近気がかりなことは?(過去のマイナス部分を聞く)
③本当はどうなったらいい?(目標設定)
④その先にどんないいことが起きている?(本当の目標に向かう)
⑤言ってみてどう?(ここまでのプロセスを俯瞰する)
⑥そのために何をする?(現在の問題にあらためて向き合う)

この6つのステップを頭に置き、今クライアントをどこのステップに導こうとしているのか、確かめながらコーチングをする必要があります。

コーチはこの6つのステップに従って、問いかけをしていきますが、この際大切にしたいスキルが、「反映リスニング」です。

反映的リスニング(リフレクティブリスニング)とは、相手の話を聴く際に、その内容を繰り返したり、言い換えたり、要約したりして共感や理解を示す方法です。アクティブリスニング(積極的傾聴)とも呼ばれ、相手の意見を尊重し、サポートや励ましを与えるのが特徴です。

スキルという限りは、練習すれば誰にでも身につけられるはずです。
次回の講座までに、宿題が出ました。
「クライアント力を高めるために、3ステップコーチングを自分でやる」

せっかく学ぶのですから、全講座終了後には、しっかりとコーチングができるようになって巣立っていきたいと思います。
練習に励みます!

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また明日。

他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。

読んでいただいたら、うれしいです。
「スキ」や「フォロー」をいただけますと、とっても喜びます。

私がコミュニティマネージャー兼ディレクターを務める教師スキル研究会。
5月18日(土)は、サブゼミがあります。
ゼミ生さん企画「小学校英語、どうなってる?」を対話していきます。
ぜひ、これを機会に一緒に学びませんか。
コチラから詳細をチェックしてください。

教師スキル研究会の公式Instagramで毎日情報を発信しています。
こちらもフォロー、シェアしてくださるととっても嬉しいです。

教師スキル研究会の公式Instagramで毎日情報を発信しています。
こちらもフォロー、シェアしてくださるととっても嬉しいです。

教師スキル研究会サブゼミの5月10日分のゼミのアフタートークをstand.FMで配信しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?