2022年3Q創作活動振り返り・今後の計画
2022年は残り3ヶ月となりました…! 月日の経つのは早いなぁ〜。
恒例のスケジュールから…。(仕事脳的には、予定と実績を書かなきゃダメだろ! となるところですが、そこは一人でやってることなので、脳内保管・未来志向で、過去は実績・未来は計画のみ。
良かったこと
創作関連で初めてグランプリをいただいた
noteの#2022ライトノベル短編コンテストで銀熊賞(グランプリ)をいただきました。実力者揃いの中、目の肥えた審査員の方々に認めていただいて、とても嬉しかったし自信になりました。
ちなみに受賞作は、創作仲間とやっている「書庫企画ルクイユ」の七夕企画で書いた男女の切ない恋愛を描いた短編です。
ルクイユは、一次BLサイトで出会った仲間でやっていることもあり、イベントもBL作家さんのご参加が多いのですが、商業化されていなくても頑張っている実力派作家さんを応援したい! という想いに正直ジャンルは関係ないと考えております。この時も、3L(NL、BL、GL)の作家さんに参加を呼びかけていたこともあり、二刀流を名乗る私としては、NL勢の参加を促すつもりで書きました。
ルクイユの仲間・manaさんも同コンテストに参加し高い評価を得ました。志を持って真摯に創作に取り組んでいる仲間の存在は励み・支えになります。
同人誌を初めて作って即売会に出、読者様にリアルでお会いすることができた
自分の作品を本の形にしてみたい、という願いは多くの創作者なら持つもので、私も例外ではありません。一番読者さんに愛されている作品を記念に同人誌とし、スピンオフ作品を新たに一から書き下ろし、ルクイユ書店として仲間と共同出展しました。
目がけてブースを訪ねてくださった、Twitterの相互さんと実際にお目に掛かれたのは勿論、お名前すら名乗ってくださらないシャイな読者様がお声を掛けてくださったことは本当に嬉しかった…。
そんなわけで、とりあえず一度のつもりで参加したJ庭には、次回も参加します。もちろん新作を出すつもりです。
反省
3Cのバランスが悪かった
今年まだ満足行く結果には届いていません。どうにも仕事脳で、マーケティングのフレームワーク「3C」に当てはめて考えてみました。
Customer =本来的な意味では、小説を買って読んでくださる読者。ただし、デビューには、まずはCustomerを知る編集部に「コイツ分かってるな」と思わせる必要がある。
Company =自分自身の強み。
Competitor =デビュー済みの実績あるプロ作家並びに他の応募者
年初の一般小説では、自分自身が書きたいものが過去最高水準で形にできました。そのことには満足しています(Companyは良かった)。ただ、レーベルが求めているもの、一般小説の公募で求められるレベルのオリジナリティ・目新しさ・キャッチーさが無かったことが、頂いた講評でよく分かりました(Customerの要求に不一致)。
他方、BL小説では、主要レーベル過去数年分のタイトルとあらすじを読み込み、タイトルはテキストマイニングまで掛けて、好まれる傾向の分析を行いました(Customerの分析はやった)。ただ、昨今のトレンドであるファンタジーや特殊設定(オメガバースやドムサブ)は、私は殆ど書いたことがありませんでした。書き上げた作品は、友人からは「これまで書いたことなかったのに、ちゃんと書けていた」と一定の評価を得たものの、おそらく、そのジャンルを得意とするデビュー済み作家さんや他の候補者(Competitor)には及ばなかったのでしょう。
それと、他の公募勢と話していて何となく見えてきたのは、昼職でゴリゴリ働いている私の経歴自体が差別化要素になりそうだということです。一般小説も書いており、そのジャンルで求められる職業描写に比べると、BL小説においてのそれは、ラブを引き立てる脇役・スパイスです。個性的・本格的なスパイスを提供できることは私の強みになりうるのではないか。(ただし、それはあくまで脇役なので、そこばかり目立つようではダメ)
心情描写や情景が丁寧で、ありありと目に浮かぶようだと言われた点と合わせて、Competitorよりも私が有利になりうる状況を作り出す。Customerの要求と合致させて。
時間や体力、精神力などのリソースは有限なのです。しかも人によって異なる。私は私に与えられた前提条件の中でベストを尽くすしかない。
今後に向けて
というわけで、異世界転生とか特殊設定が上位だったリンクスは次回は出走回避します。お仕事ものが多い・登場人物の魅力を重視するキャラ文庫とディアプラスに再び照準を絞ります。あと3〜4ヶ月で2作品は、それほどラクではありません。本当はシャレード文庫にも応募したいのですが、2月以降になるかと思います。
あとは、息抜きというと失礼なのですが、商業で受ける受けないを考えず、とにかく自分自身が書きたくてたまらないみたいな作品を合間に一本ぐらい書きたいですね。
2月以降は、次回J庭の原稿も開始します。
こんな感じで今年度は終わりそうです。
これからも頑張るぞー! ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
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