運命線を使って上手に生きる
手に刻まれることや現れる現象は出ているからOK!ではありません。それをどう使うか、どう活かすかが大事です。
例えば、”知能線”
英語でHead Lineといわれるこの線は、頭の良し悪しではなく、手を持つ人の”頭の使い方”を示しています。
知能線が長いのか短いのか
どこに向かって伸びているのか
枝分かれしているのか
感情線とくっついているのか・・・など
分析すると、その人の思考回路や処理能力、決断に関する情報がわかってきます。
知能線は、頭の使い方だけを教えてくれるだけ。これをどんなふうに人生や生活に役立たせるかは別問題です
手に示される全てのことには”上手に生きる知恵”が必要なのです。今日は、運命線の活かし方についてご紹介しましょう。
運命線と仕事運
市販されている手相占い本やネットに書かれていることを読むと悲しくなってしまいます。
例えば、運命線。
運命線は仕事運を表す線ではありません。切り替わりは自分の意識の変化です。
濃い運命線を持っているあなた。本当のやりがいを感じていますか?
運命線が薄いあなた。
今の職場に不満を持っていますか?
いくつものことを同時進行で行っているから複数の線が出てくるのです。
人生の営みを示す運命線
運命線は手の線の中で最も”意識”が反映する線です。意欲的に生きようとすると濃くなり、やる気がなくなると薄く変化して消えることさえあります。
流年法という時を刻む法則を持っている運命線は、あなたがどんな気持ち(意識)で人生を歩んできたのか、なぞる事ができる線でもあります。
運命とは”命”を”運ぶ”線
自分の生きる意欲が運命線を刻んでいるというわけですね。
運命線を上手に使う
一方で、生まれた時から濃い線を持っている人もいます。ただ、濃い線が出ているから、いい運勢だというわけではありません。上手に活かすことで、いわゆる”仕事運”がアップする人生となる暗示(サイン)でしかないのです。
運命線が意味すること
頑張る力
乗り越える力
精神力
決断力
責任感
濃くなればなるほど、これらの力が強くなります。それは、とても良いことのように感じるかもしれませんが、問題は、この力をどこに使うか。
あなたは手に刻まれた運命線という”生きる意欲”をどこに注いでいますか?
例えば、子育て中のお母さん
お子さんの受験する学校を一生懸命に探す(頑張る力)
嵐の日でもお子さんの塾に送り迎えをする(乗り越える力)
お子さんの受験する学校を決める(決断力)
決めた学校に合格するよう必死でナビゲートする(責任感)
特に受験生を持つ親御さんは、当たり前のように上述のような日々を送っているのではないでしょうか?お子さんのために一生懸命になることは、決して悪いことではありません。
ただ・・・
はい!合格しました!卒業しました!親元を離れました!
となった時、あなたならどうするでしょう?
という方はオッケー!どんどん進んじゃってください(笑)
という方は要注意ですっ!
自分以外の人のために頑張ることや応援することは悪いことではありません。”あの人”が頑張っているから応援する!と一生懸命にサポートしている時は楽しいでしょう。けれど、”あの人”が”もう辞めました”と言ったら?
自分のための人生を
”あの人”の目標には終わりがあります
サポートしていたことが達成された時、ともに喜び労い合う時間は、楽しいものです。けれど、成功=目標達成=プロジェクト終了。目標を見失い、喪失感を感じてしまうことも。(そんなクライアントさんが、よく相談にいらっしゃいます)
果たして、私は何をすべきなのでしょうか?・・・と。
手に刻まれた線はあなた自身の生きるエネルギーです。
まず、あなた自身が自分の人生のために、自分自身の目標のために使うことが大事。そして、そんなあなたの人生が、独りよがりや自分勝手な人生ではなく、誰かに評価されたり、”ありがとう”と言われるようなものであれば、頑張ったことが”達成感”に繋がり、次の目標に進むための”生きる意欲”を生み出します。
手に刻まれた線は、あなた自身の”意識”の現れであり、どんな風に生きたら良いかのヒントに過ぎません。それを活かすも殺すも、あなたの”意識”次第です。
太くなったり、現れたり、消えたりする運命線は、そんなことを伝えようとしているのかな?と思うのです。
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