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【西濃運輸】動かす人の想いを知る。

ものを買う、ものが届く。

その裏側には、わたしたちの生活を支える「もの運びのプロの存在」がありました。

今日はそんな運送業界の会社に、高校生たちと見学をしに行った時の話をレポートしていきます。

協力していただいたのは「西濃運輸株式会社」。

「価値創造・輸送立国」を掲げており、「運輸・物流」を基盤に広く社会に貢献している会社です。

見学が終わった後の高校生たちの満足度は100%。そして、一緒に見学したハッシャダイソーシャルメンバーもたくさんの学びを得ました。

今日はそのハッシャダイソーシャルメンバーの一人から見た「振り返り」を書いていきます。ぜひ最後までご覧ください!

担当はハッシャダイソーシャルの森本です。



目的地までの会話


今回見学をしたのは、西濃運輸の大阪支店。玉出駅を出た後、5分ほど歩くと目的地に着きます。

そして、今回参加していただいた高校生は二人。一人は親が運送会社をしていて運送業界にはとても興味をもっている方、もう一人は、企画に興味をもって参加することを決めたそうです。

二人とも、将来のことについてはまだ具体的なイメージを持ちづらいらしく、「今回の会社見学で少しでも働くイメージが湧いたらいいなあ」とお話をしながら目的地に向かっていました。

そして、見学の時間まで少し時間があったので、遠回りをしました。裏から西濃運輸の会社を見ると、大きな大きなトラックが何台も停まっています。

そこにはよく見る「カンガルーマーク」が!

今日はここで見学するのだと、ワクワクしながら目的地に着きました。


働きやすさって大事ですよね。


現地に着くと、西濃運輸で働く方々にお出迎えしていただき、早速、会社見学がスタートしました。

まずは、西濃運輸という会社がどんな会社なのかを学びました。歴史、働いている人の数、働き方、などなど様々なことを教えていただく中で、シンプルに疑問が湧きました。

それは「運送業界の働きやすさ」についてです。

やはりトラックを運転するというのは男のイメージが少なくともあります。その中でどんな働き方をしている人がいるのか、休みは、女性の方もいるのかなど様々なことを聞きました。

そして、答えていただいた中で感じたことは、運送業界も「働き方が変わってきている」ということです。

まず、女性ドライバーが増えてきています。そして、育休取得率や有給取得率も高いことを知りました。それがわかりやすくパンフレットにもまとまっていて、一緒に見学した高校生たちと一緒に驚きました。

また働き方だけではなく、西濃運輸で働いている方々がどうして今の職場で働いているのか、どんなキャリアを歩んできたのかなども伺いました。

そこで印象的だったのが、「ものを動かす人を応援したい」とお話していた人事の方のお話です。

”運送は、今の社会になくてはならないお仕事です。ただ、正直、届いてあたりまえになっている時もあります。でもわたしたちはそのあたりまえを動かしています。そんなあたりまえを応援している今の職業はとてもやりがいがあります”

そう語ってくれた人事の方のお話には、わたしも高校生も惹き込まれました。


ものを「運ぶ」プロに。


ただ見学をするのと、働く人たちの想いを知ってから見学に行くのでは全然「学びの大きさ」がちがいます。

早速、現場を見学に。

まずは、荷物がどのようにまとめられているのかを見に行きました。荷物は「どこに」運ばれるのかで分けられていて、関西に運ばれるものもあれば、関東、東北に運ばれる荷物もあります。

ここにある荷物が様々な場所に運ばれ、その場所で加工されたり、商品として売ったりされることを考えると、なんだか不思議な気持ちになります。

商品一つ一つにも必要としている人たちがいて、無事安全に届いてくれたらいいなと思います。

また、安全に運ぶ仕組み、商品を間違えないようにする仕組みも学び、わたしたちがあたりまえにいただいていたサービスは工夫の賜物だったことを知りました。


トラック乗車!

そして、少し移動し、カンガルーマークのトラックがすぐ近くに…!

次はトラックの乗車体験をします。生まれてこの方、トラックに乗車したことがないので、高校生以上にワクワクしながら、乗車をしました!!

トラックの造りや安全性、乗り方なども教えてもらいながら、4トントラックと11トントラックに乗車。

最高に楽しみながら、乗車体験を行うことができました。トラックの数字にも意味があることや、トラック一つ一つがとてもきれいに乗られていて、運転手の方々の「愛」も感じました。

そして、印象的に残ったのは「プロ」という言葉です。

わたしたちはものを運ぶプロだから、最初にたくさん研修をします。ものを運ぶプロになってもらうために、育成や教育を大切にしているんです。

ものだけでなく、届いた後の人たちの想いも運んでいる素晴らしい職業だと感じました。


写真から振り返る。


大型トラックに乗車して嬉しそう!
トラックの中って「意外と快適」だと気づきました。
高校生以上に楽しんでいるハッシャダイソーシャルメンバー、
いいちゃん。
風格はベテランドライバー?
それくらい快適な「運転席」でした!


編集後記〜動かす人の想いを知る。〜


今回の会社見学は、ただ見学するだけではなく、働いている人の想いであったり、働き方、どんなお仕事をしているのかなどを学びました。

見学後の高校生へのアンケートでは、

”今まで運送会社の職種はトラック運転手しか知らなかったけど会社の中でも色んな職種があることを知った。”

”会社によって違ったり色んなことがあって、 いっぱい学べました。 またこの機会がまたあれば参加したいです。”

など様々な意見をいただきました。冒頭にも書きましたが、満足度・進路への影響への評価は、参加者二人とも「大変満足だった」と答えていただきました。

ただ、これは今回参加したハッシャダイソーシャルメンバーも同様です。

モノが届くって当たり前だと思ってる人が多いと思うし、自分もそうだったけど、本当に多くの人が汗かいてる。裏方で黙々と頑張るみなさんの姿がカッコよかった。いろんな当たり前に感謝したい。 #CHOOSEYOURLIFE

参加したハッシャダイソーシャルメンバーの投稿から引用

わたしたちが生活をしている中でなくてはならない「運送」の仕事。
そんな「あたりまえ」の中には、かっこいい大人たちの姿がありました。

今日はそんな「かっこよさ」が少しでも伝わる記事になっていれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

CHOOSE YOUR LIFE!

見学させていただきありがとうございました!!


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