ひとりひとりと向き合うことでめくれる、人生の新たな1ページ
おはようございます!はじめまして!
5月からハッシャダイソーシャルの一員になりました、新人広報の飯田です!
高校生のときにハッシャダイソーシャルに出会ったわたしが、「実際、ハッシャダイソーシャルの仲間たちは、どんな想いをもっているの?」とわくわくが溢れてしまったので、この度、ハッシャダイソーシャルの各事業部にインタビューしてみました!
ハッシャダイソーシャルの根底には、わたしが想像していたものよりも遥かに沸騰している思いが眠っていました。
いま読んでくださっているあなたにも、是非感じていただきたい!
そんな気持ちです。
是非、全4話を、ご覧ください!!
いよいよ第4話では、わたしも高校生の時に1期生として参加した「project:ZENKAI」など、若者はもちろん、関わる大人もわくわくしちゃう企画から、若者に「出会い・体験・学び」の機会を届けている事業部へ、お話を聴いていきます!
まだご覧でない方は、是非こちらに寄り道してから、この記事を読んでいただけると嬉しいです!
第1話は代表2人に突撃して、ハッシャダイソーシャル全体についての話を聴きました。
第2話では、講演活動やヤンキーインターンを通して、若者に “元気”を届けまくっているエデュケーション事業部の勝山・森本から話を聴きました。
そして第3話では、アツくておもしろい社会を作りたいと思い行動し続ける3人、三浦、吉田、飯塚からお話を聴きました。
本日お話を聞く事業部は、こちら。
コラボレーション事業部
複数の企業や行政との連携を担うコラボレーション事業部。
この事業部のリーダーは、髙宮大史(以下、たかみー)。
たかみーが若者や仲間と向き合うときに大事にしているスタンスや、実は第一号社員でもあるたかみーがハッシャダイソーシャルと出会って、自分自身変わったという話まで、全4話の中で初となる1対1で、みっちりと、お話を聴いてきました!
いつも応援してくださっている方も、たまたま見つけてくださった方も、たかみーと新人広報飯田のわくわくが詰まったこの記事を是非、最後まで読んでいただけるとうれしいです。
コラボレーション事業部って?
飯田:はじめに、コラボレーション事業部について、教えてください!
たかみー:コラボレーション事業部はざっくりと言うと、企業や行政と連携するチームになります。
目的としては、ハッシャダイソーシャルが企業や行政などと連携してイベントやプログラムを提供することで、長期的に、あるいは大胆に若者の背中を押すことができたり、若者の可能性を応援している仲間が増えていくことを目指しています。
飯田:具体的にはどのようなことを行っていますか?
たかみー:今年で5期目を迎えるトヨタ自動車との連携プロジェクト「project:ZENKAI」、豊田市とのコラボレーション企画である「フルサトクエスト」や「Choose Your Life! 編集部」、あとは今年から、大阪府教育委員会と連携協定を結び、『騙されない為の教科書』の配布や大阪府内の学校との連携取り組みなどをやっています。
最近だと、株式会社タイミーさんとも連携して、キャリア支援プログラムを開発したりもしています!
タイミーさんとの連携の詳細はこちら:
飯田:日本には47都道府県ある中で、どうして大阪府と連携することになったのですか?
たかみー:いくつか理由はあるんだけど、僕の地元でもある大阪府は、不登校の生徒割合が全国平均の倍くらいいたりだとか、進路未決定の高卒者、あるいは高卒就職しても職場とのミスマッチなどの理由から3年以内に離職してしまう若者の割合も多いといった課題を抱えていて、先生や親御さんも含めた、高校生を取り巻く状況が結構厳しい現状があって。
こうした問題に、外部団体や企業、大人たちを巻き込むことも視野に入れながら、腰を据えてどっしりと向き合うために、若者が本当に自分のやりたいことに時間やお金を使えるよう、『騙されない為の教科書』の配布や講演活動を行ったり、「お仕事図鑑」や、企業見学のプログラム、
さらには「CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式」や「project:ZENKAI」などへの巻き込みなど、ハッシャダイソーシャルが行っている取り組みをまるっとお届けすることで、現場の先生方とも連携しながら少しずつ風向きを変えていけたらいいな、という想いが1番の理由です。
飯田:ええ、大阪府がそんな課題を抱えていたなんて、知りませんでした...!
気づいたら出会ってた、運命的な再会
飯田:進路未決定率だったり離職率だったり、連携の背景にはそんなに社会課題と絡んでたんですね!
ちなみにたかみーとハッシャダイソーシャルとの出会いは、どんな感じだったんですか?
たかみー:出会いは、「project:ZENKAI」だった。華菜(飯田)も1期生として参加してたと思うんやけど、僕はそこにTAとして参加してた。そこで華菜とも出会ったよね!
あ、でも、「project:ZENKAI」の前から「株式会社ハッシャダイ」の存在を知ってはいました!
飯田:え!そうだったんですか!
そのときの「株式会社ハッシャダイ」に対する印象はいかがでしたか?
たかみー:なんか、正直、すごい胡散臭い人たちだなって思ってました!(笑)
飯田:!!!(笑)
たかみー:ちょっと怖かったんだよね、ビジネスイケイケの若い男集団のように感じてしまって(笑)当時は、「ヤンキーインターン」くらいしか世の中に出ているサービスがなかった?のもあると思うんだけど。
飯田:「project:ZENKAI」との出会いはどんな感じだったんでしょうか?
たかみー:「project:ZENKAI」の立ち上げメンバーの方から「こういうのあるんだけど、やってみない?」って誘ってもらったのがきっかけですね。
いざ入ってみたら、その運営がハッシャダイソーシャルだった!トヨタ自動車だった!っていう感じでした。
だから、「project:ZENKAI」をハッシャダイソーシャルがやってるということは当初全然知らなかったんです。
飯田:えー!!そうだったんですね!
いざ入ってみた後のハッシャダイソーシャルは怖かったですか?
たかみー:怖くなかった!(笑)
いざ入ってみると思ってた印象と全然違った。まあたしかに、ガッツのある(いい意味で)メンバーがいるなあとは思いつつも、当時僕が関わり深かったメンバーが宗ちゃん筆頭に3人くらいいて、その人たちは「いいヤツだなぁ」「この人たち、ほかの人の人生にすごい真剣に考えてくれる人だなあ」っていう柔らかい印象でしたね。
ちなみにTAになる前に面接があったんですよ。でも僕、もともと面接が大っ嫌いで。
うまく喋れないし、うまく喋れたとしても「これってどんな意味のある会話なんだろう」とか考えちゃったりしちゃうんですよね。
でも「project:ZENKAI」の面接は全然違った。
お互いのことを本当に知ろうというか、人間性そのものに問いかけている質問だったので、とても新鮮でした。面接が苦じゃなかった。
飯田:そうだったんですね...!そのときからあの「project:ZENKAI」のあたたかい空気感は始まっていたんですね。
ちなみに「project:ZENKAI」に誘ってもらったとき、どうして参加しようと思ったんですか?
たかみー:もともと大学を卒業してから、小学校の塾講師をしてたんですけど、中高の教員免許も持っているのもあって、ずっと塾講師を続けるつもりはなかったんですよね。
教育には携わっていたいけど、どっちかっていうとキャリア教育だったり、ほかの人の人生に関わるところにいきたいなって思ってて。
どんな仕事に就けばそんなことに関われるかわからなかった。
そんなときに、たまたま面白そうなお誘いをいただいた。
ボランティアだけど、高校生と触れられる機会があるし、久しぶりに塾以外の人と関われるきっかけでもあるからやってみたいなって、純粋に思いました。
人生の岐路の伴走者として
飯田:ほお、なるほど!
でも、中高の教員免許を持っていて、かつ特に塾講師にこだわりのなかったたかみーがどうして塾の先生をやろうと思ったんですか?
たかみー:ノリノリでやってはいたのですが、きっかけ自体は消極的な理由でした。
大学では学校の先生になろうと思って勉強をしてたんですけど、大学3年生の時にうつ病を経験したのをきっかけに、時間を守るとか、約束を守るとかが、当時はすごく苦手になっちゃったんですよ。
飯田:うつ病って、そんな症状もあるのですね...!
たかみー:そう、いろいろな場合があるんだけど、僕の場合は、どこかの機能が低下して、時間の見当がつきにくくなっちゃったりなどの症状があったんですよね。
教育実習に行った学校でもそうだったんだけれど、学校の先生って、毎日朝早くから夜遅くまで、めちゃくちゃ働くのが当たり前、みたいな仕事で。
しかも、学校の先生になったら「時間を守りなさい!」っていわなきゃいけない立場になるのに、その僕が時間を守れない。そんな自分には学校の先生という仕事はできないなって思ったんですよね。
だから、じつは僕、4年生で卒業間近で既に決まっていた勤務先の学校に「ごめんなさい」をしてるんです。
そもそも、大学も卒業論文が書ききれなくて1年留年しちゃってるんですよ。
そこで、まずはずっとアルバイトで続けていた塾の先生からやってみることにして、そこをやりきったと自分で思えるようになったら次に行こうって思ってたんですよね。
飯田:ちなみに塾の先生は続けてみていかがでしたか?
たかみー:結局8年も続けたんだよね。
僕が教えていたのは中学受験を控える小学生で。
大学受験は何回もできるけど、中学受験って、1回しかないんですよ。
その一生に1回の受験という機会に、親も子どもも先生も、必死になって頑張る。
僕自身も中学受験をしたから感じるんだけど、その結果次第で、次の3年や6年過ごす学校が決まるし、当然人生の中でもめちゃくちゃ大きな分岐点になる。
ただ、そういう結果が大事な世界ではあるけど、僕がその人生の岐路になって伴走するってなったときに、「宿題やりなさい」とか、「こっちの学校受けた方がいいですよ」とかはあんまり言いたくない。まさに、自分の人生は、小学生であったとしても、自分で選んでほしいと思ってた。
だから、僕が先生という仕事をするからには、彼らと向き合うことをサービス業としてではなく、頑張ろうとしている一人ひとりの味方でありたいっていう気持ちが強かったです。
でも、塾の先生として、あるいはいち企業の社員としては、結果やカスタマーサクセス的な観点ももちろん大切で。
そういう意味では、よりほかの人の人生の岐路に関われる仕事をしたいという想いも強まっていったのかもしれないね。
エネルギーの行方
飯田:なるほど。お仕事の責任感・役割と、たかみーの中の本当の気持ちで戦っていたんですね。
そんなたかみーが、「教育」という仕事自体を志したきっかけみたいなものってあったんでしょうか?
たかみー:まず、僕、学校の先生が大好きだったんですよ。だからずっと先生になりたかった。
高校生の時は、いつも職員室で先生を捕まえて、最初1つだけ質問をして用事があるふりをする。
で、そのあとはずっと喋ってるみたいな、そんな感じの生徒でした(笑)
飯田:想像しただけでもう、めちゃくちゃかわいい生徒じゃないですか(笑)
たかみー:そう。(笑)
でもやっぱり、教育って、ひとの人生の中での大事な期間に関わる仕事じゃないですか。
僕は、自分の人生しか生きられないことが、すっごくつまんないなって感じるんですよ。
例えば、僕は運動が苦手で。あとは、勉強はそこそこ嫌いじゃないけど、あんまり得意ではなくて、とか、反対に音楽は好きで、とか、そんな僕っていう人間がいるんですけど、
でも、僕以外の人生もすっごく楽しそうだなって、友達だったり、周りのいろんな人をみてたら思うんですよね。
そういう、他のひとの人生と関わることができる唯一の仕事が、教育だと思ったんですよ。
ちょっと違う角度からの話ですけど、僕が小学生の時、隣の子の片付けを手伝っていたら、自分の片付けが終わっていなかったことがよくあったんです。そんな感じで、僕はどっちかっていうと、自分というよりかは、人の人生に関わる方がエネルギーが出るなあと思っていて。
逆に僕は教育にしかエネルギーがでないかもなって思ってます。
飯田:へええ、なるほど。直感的に、「俳優」と似てるな、って思いました。
わたしも俳優をしているのですが、わたしの周りでも「自分以外の人生を生きたい」といって俳優を目指す人と何人か出会ったことがあったので...!
ちなみに、隣の子の片付けをしていて自分の片付けが終わっていないときは、やっぱり怒られるんでしょうか?
たかみー:怒られましたね。(笑)
意外とそのときは、友達は手伝ってくれなかったりとかね。
飯田:ええ!そんな...!(笑)そのときはショックを感じましたか?
たかみー:んー、ショックとかはなかった(笑)
もちろん、先生に怒られたショックはあるけど、友達に対して「あいつがやってくれなかったから」とはならないかな。まあ自分が悪いしなって、思ってた。
飯田:ほお、その頃から自分のことを客観視できてたんですかね...?
たかみー:どうなんだろうね。できてたのかな。(笑)
「ダサいこと、したくないな。」
飯田:小学生にしてすごい...!
「客観視」って、わたし自身もできるときとできないときがあったりと、なかなか難しいなあと思っているのですが、今のたかみーは客観視できてるなとか、自分のことを知ってるなっていう実感はありますか?
たかみー:客観視するって、難しいよね。
でも、ハッシャダイソーシャルにいるこの2年間でよりできるようになった気がしてます。
例えば、仕事の自分と本当の自分を切り離す人っているじゃないですか。
僕も切り離しはするけど、でも、ハッシャダイソーシャルの仕事は本当の自分が思っている考え方と近い考え方で仕事できているなあって実感があるんですよね。
「やっぱり人が好きなんだなあ」とか、「こういうときは僕は腹が立つんだなあ」とか、ハッシャダイソーシャルの中では、なるべく正直に出すようにしていますね。
飯田:なるほど。自分の考え方を自分でわかってるって、簡単なことじゃないと思うのですが、どのようにしてわかるようになったのでしょうか?
たかみー:んー、そうですね。仲間が増えたことがきっかけだと思います。
みんな素敵な人だし、大事にしたいって思わせてくれる存在だからこそ、自分ももっと、本当の自分で、できるだけ誠実に向き合いたいって思わせてくれる。
僕の家が母子家庭だったのもあり、家庭環境がちょっと複雑でしんどかったりもした中、いつも助けてくれたのは友達だった。
だからこそ、友達とか先輩とか先生とか、周りにいてくれた人を幸せにしたいって思いがずっとあるんですよね。
いま僕が大事にしている「人のことを自分ごととして考える」っていうのは、このルーツからきているんだと思う。
飯田:そうだったんですね...!
たかみーがハッシャダイソーシャルに入る前と入った後で、自分の考えが変わったことはありますか?
たかみー:めっちゃあるよ!人の悪口とかあんまり言わんくなったもん。(笑)
一同:(笑)
たかみー:じつは昔は、あんまり公にして言うようなことじゃないことを平気で言っちゃったりもしてた。
でも、ダサいことしたくないな、ってだんだんと考えるようになった。愚痴をいう前に、その人の状態とかを考えられるようになったかな。
あとは、目の前のことに必死になるようになった。
あっちにもこっちにもいい顔をするんじゃなくて、ちゃんと先を見据えた関係性で、「こうなってほしいな」とか、「この人からこんなもの得たいな」とか、そういうことを考えて人に接するようになったかな。
前職の塾講師と違って、ハッシャダイソーシャルにいると、講演で関わる先生方だったり、企業や行政の方々とのご縁をいただいたり、自分より若い世代の仲間だったりと、関わる人が幅広く増えるんだよね。
今までの仕事の感覚とは違うからこそ、もっと相手を知って、相手のためになることをしたいし、自分も信じている「人生は選べる」をどうやったら広げられるかな、と考えるようになった。
飯田:今のお話を聴いていると、すごく相手のことを考えられているんだなと感じます。
そんなたかみーがハッシャダイソーシャルに入って「Choose Your Life!」したことをお聞きしたいです!
たかみー:塾講師をやめたことかな。
関わり始めた頃は、塾講師をやりながら「project:ZENKAI」もやってたんですけど、「project:ZENKAI」第2期から運営メンバーとしてお仕事で関わるってなったときに、塾講師の方が副業がダメだったからやめなきゃいけないってなったんですよ。
でも、そこでどちらかを投げ出すってことは自分にはできなくて、「いま担当している生徒は責任を持って送り出します。」と伝えて、塾の方は非常勤講師として一年だけ続けることにしたんですよね。
ハッシャダイソーシャルの社員は共同代表のふたり以外はまだいなかったから、いつか正社員になれるっていう保証はなかったんです。ただそんな状況でも、正社員だった塾講師をやめたんですよね。
これは自分の中でも、めちゃくちゃ「Choose Your Life!」でした。
飯田:「Choose Your Life!」すぎる...!塾講師をやめるときに、不安はなかったんでしょうか?
たかみー:やめるときはなかったけど、やめたあとにあったかな。
金銭面的にも精神的にも不安すぎて、非常勤なのに塾講師の夏期講習、週7ではいってたもん。(笑)
飯田:週7…!(笑)
そこまで惹かれた、「project:ZENKAI」の魅力はなんだったんでしょうか?
たかみー:ひとりひとりと向き合って話ができるところですね。
塾講師をやっていたときの好きな瞬間がいくつかあって、そのうちの1つが「引率」といって、小学生を駅の入り口まで送って行くことなんですよ。
僕がいた塾の先生って、生徒が塾から駅の改札に入るまで送迎することが仕事となっていて。
そのとき受けもっている小学生と、授業以外で唯一フラットに雑談できるのがこの時間で、めちゃくちゃ好きだったんですよね。一人ひとりの話を聴くのがとてもおもしろかった。
そう、僕、何気ない話をしたいんすよ!!!!!
「宿題持ってきてや」とか「もっと勉強しよう」とかより、あなたと私、つまり一対一の人間として接したい。
「project:ZENKAI」はそこが似ている気がしていて、何かを教えてあげなきゃいけないとかではなく、一人ひとりと向き合って話をする。
でもただ話してるだけじゃなくて、相手の人生とか、考え方とかが変わる瞬間を目の当たりにするんですよ。これがとても面白い。
飯田:そうなんですね。そんなたかみーだからこそ、コラボレーション事業部を楽しめているんだと思います。
最後に、そんなたかみーが思う、コラボレーション事業部のいまの課題があれば教えてください!
たかみー:課題かあ。
若いメンバーで、かつ人数が多いのがコラボレーション事業部のメンバー構成なんだよね。
現状、みんな機動力が高くて、一緒に進めてる感があって。僕がトップで引っ張って行く!というよりは、ちょっと上のお兄ちゃんみたいな感じでやれてて、すごくいいチームだなって思ってる。
ただ、彼らも学生だったり、自分自身で目指している夢があったりで、長期的に一緒に仕事をするってことはできない。
あとは、彼らも学びながらやっているから、当然のことながら何かカバーしたりとか、フォローしたりする必要があるのだけど、それは別に改善点とは思っていない。
ただ、1年経って人が変わって、もう一度ふりだしからです!ってなったら、一生そのプロジェクトは育っていかないんだよね。
だから、ちょっと先の目標としては、「ちゃんと価値を残す」「プログラムがあった意義を持ってる人達が、次の人にバトンを渡せる」っていう、育った状態から次の年度を始められる体制が結構大事だなって思ってます。
飯田:そのバトンを渡すときに、意識したいことはありますか?
たかみー:”信頼して任せる”ということかな。あれも、これもって、僕がお節介しすぎないことは意識している。
ただ、「企業さんとか行政さんとかが関わっている仕事なんだよ」っていうのは、責任をもってもらうために、大事に伝える。
例えば豊田市との連携だと、豊田市が望んでいることと、ハッシャダイソーシャルが望んでいること、両方が叶わないと意味がないんだよね。プロジェクトの実行の瞬間が楽しいだけでは本当の意味で続ける意味のある取り組みにはなっていかない。
もちろん、他のプロジェクトにもそういうことがたくさんあるから、ここはどのメンバーにもしっかり握ってほしいな、と思っています。
人が人を繋いでいく
わたしがたかみーとはじめて話したときに、率直にそう感じたのを、いまでも覚えている。
周囲に常に気を配り、肯定しつつ、さらっとアドバイスをくれたりする。
わたしは出会った2年前から、たかみーのそんなところが大好きで。
コラボレーション事業部としていろんな人と繋がっていく上で、このたかみーという人間の力が、とっても必要で、ハッシャダイソーシャルが軸にもっていなければいけないことな気がしている。
学校生活だって、お仕事だって、プライベートだって、すべては、人対人。
よく言われる言葉だけれど、本当にそのとおりで。
すべてに共通する大切なことは、”相手のことを思うこと”なんじゃないかな、とわたしは思う。
そんなたかみーが重ねていくコラボレーションの連続だからこそ、ハッシャダイソーシャルは、こんなにも素敵な方々と繋がれているんだな、と思うと、なんだかニヤニヤしてしまう。
どこにいても、常に人を思いやる姿勢を見せてくれるたかみーを見て、わたしも”人を思いやる広報”をしたいなと、心の内側がブワァっと、あたたかくなったインタビューでした!
全ての若者に教育の機会を届け続ける活動に使わせていただきます。皆さんのご協力をお待ちしております!