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新人広報のわたしが、元ヤンキーと元トヨタ社員の話を聞いたら、愛される理由がわかった。

おはようございます!はじめまして!

5月から一般社団法人HASSYADAI social(ハッシャダイソーシャル)の一員になりました、新人広報の飯田です!

入社エントリをまだご覧でない方は、是非こちらに寄り道してから、この記事を読んでいただけると嬉しいです。

↓入社エントリ前編 

↓入社エントリ後編 

高校1年生のときにハッシャダイソーシャルに出会ったわたしが、「実際、ハッシャダイソーシャルの内側にはどんな想いがあるの?」とわくわくした想いが溢れてしまったので、この度、ハッシャダイソーシャルの各事業部にインタビューしてみました!

ハッシャダイソーシャルの根底には、わたしが想像していたよりも遥かに沸々とした想いが眠っていました。

いま読んでくださっているあなたにも、是非、この熱量を感じていただきたい!
そんな気持ちです。

是非、全4話を、ご覧ください!!

第1話、本日の方々は、こちら。

勝山恵一・三浦宗一郎

ハッシャダイソーシャルと出会って5年目のわたしが改めて、「ひとりひとりの “元気”をあきらめない。」をミッションとして掲げるハッシャダイソーシャルの共同代表、勝山恵一(以下、恵ちゃん)と三浦宗一郎(以下、宗ちゃん)に、一般社団法人HASSYADAI socialの誕生から、いま抱いている想いまで、今更ながらな質問をしまくりました!


飯田:ハッシャダイソーシャル設立から5年目ですね!最近はどんなことを考えていますか??

恵ちゃん:最近は“元気”でいることの価値を感じはじめてるねんな。

ー 約1年かけてビジョンのアップデートをしていく上で、「ひとりひとりの“元気”をあきらめない。」というミッションを掲げているハッシャダイソーシャル。
はじめはあまりピンときていなかったが、ここ最近では、元気でいることの価値をすごく感じるという。

恵ちゃん:きっかけになったのは、やっぱり若者たちとの出会いだったんよ。

学校講演などを通して多くの若者と出会う中で「働きたくない」と、将来に対して無気力な若者と出会うことが、ここ最近増えたんすよね。

そんな若者たちに、ハッシャダイソーシャルが「おとなになったらこんなにたのしいぜ!」「こんなに面白いんだぜ!」って全力で届けていけるようなチームでいたいなって思って。

「ハッシャダイソーシャルの人と話していたら、元気でました!」「なんか頑張ろって思えました!」と思ってもらえるようなチームでいたい。(ニコニコ)

戦争、不景気、格差など、さまざまなもので溢れる社会の中でも、「それでもなお、人生は選んでいける」わけであって、その人次第で豊かなものにしていけると思ってるんよ。

そのきっかけとなるような、「出会い・体験・学び」を全国の若者に、届けていきたい。

恵ちゃんと宗ちゃんの出会い


ここで、語りの飯田登場!!
まずは、恵ちゃんについて語ります。

噂によると、10代の頃の恵ちゃんは相当なヤンキーだったらしい。高校を中退してからは、ずっとふらふらしてた、と。

そんな恵ちゃんの人生が変わりはじめたのは19歳の頃。当時付き合っていた彼女、現在の妻との間に子供を授かった。

どうしようもない生活をしている自分。そこに突然降りかかった責任。なんとかしないと、でも、どうすればいいのか全然わからん。

そんな恵ちゃんに「営業、やってみいや」と声をかけたのが義兄、久世大亮さん(以下、久世さん)だった。

その久世さんと2015年に株式会社ハッシャダイを京都で立ちあげ、訪問販売で営業の仕事を始めたのが恵ちゃんの物語のはじまり。

漢字が読めないから、小学校2年生の漢字ドリルをやるところから始めて、気がついたら営業成績で日本一を獲れた。

そのとき、「世の中、学歴関係ないやん!」と思うと同時に、「地元の仲間たちにも同じような機会があれば、できるんちゃうん?」と思いつき、東京に進出し、久世さんと「ヤンキーインターン」を開始した。

そしてもう一人のキーマン、宗ちゃんについても、語ります!

中学卒業後、トヨタ自動車の企業内訓練校に進学。宗ちゃんが中学生の頃、家は経済的にも大変な状況に思えていたという。早く自立するために、働きながら学ぶことを選んだ。

16歳から自動車をつくる工場で働いていた宗ちゃん。21歳の頃、「学歴社会を変えたい」という想いで、DMMの亀山会長(以下、亀山会長)のもとへ、アポなしでいきなり飛び込んだのが宗ちゃんとハッシャダイの物語のはじまり。

そのまま「このあと、空いているか?」と会長に連れられ、その先で出会ったのが、久世さんだった。

そのときに「ヤンキーインターン」の話を聞き、「うわ、これやっば!これ、おれがやりたかったやつや…」と感動した。

その直後に参加した内閣府主催の「世界青年の船」というプログラム内でも、帰国してからも、メンバーでもなんでもないのに、ハッシャダイの誰よりもハッシャダイの魅力について、世界中で語り回ったという。

そして、トヨタ自動車を退職した。

2017年7月、久世さんに連れられてオフィスに遊びに行ったとき、宗ちゃんは恵ちゃんと出会った。宗ちゃんから見た恵ちゃんの第一印象は、「まじイケイケやな 」。

いまよりも細身でタバコを吸っている外見とは反対に、超謙虚。そのギャップが「なんか気持ちわるかった」と、宗ちゃんは笑っていた。

一般社団法人HASSYADAI socialが誕生したきっかけ


宗ちゃん:2018年、おれと恵ちゃんは 「ヤンキーインターン」をしながら、それぞれ、恵ちゃんは沖縄で高校での講演活動をはじめていて、おれは地元の愛知県豊田市で、同じく高校での講演活動をはじめていた。

ふたりが講演活動を始めて少しした頃、2019年のはじめ頃だったかな。新規事業として、学校向けの事業を立ち上げることになったんよね。

最初はほぼ自腹で行っていたようなおれたちの活動と、その事業にシナジーがあるってことで、学校向けの取り組みを本格化していった。
予算などもがっつり決まっていって喜んでいたのも束の間、その新規事業はやらないことになった。それで、学校に向けてやる活動の予算もなくなってしまった。

おれと恵ちゃんは言った。

「いやいや、来月の学校講演ももう決まってるし、おれらは本気でこの講演をやる意味を信じてるんです。」

「納得いかないです。なんで無理とか言うんすか?」

「なんなんすか。」

正直、ここには書けないぐらいの喧嘩を繰り広げていた。(笑)

それで「もう、やるしかない。でも、どうすりゃいいかわからない、どうする?」と悩んでいたときに、ちょうど運良く日経新聞に「ヤンキーインターン」の取り組みについて、連載をしていただいた。

それをきっかけに、いまも応援してくださっているウチダ商事さん、ヤマト電機さんをはじめとする企業様からお声がけいただくことができた。
「全国の若者たちに会いに行って、Choose Your Life!のきっかけをつくりたいんです!」って、とにかく必死に話をしたと思う。

「ぜひ、応援させてください!」と1社からサポートいただくことが決まった。
そこから約1年で5社もの企業様がサポートをしてくださることが決まって、「よし、やれる!」って思ったね。

そんな紆余曲折を経て、一般社団法人HASSYADAI socialが誕生した。

アホゆえの、成功


飯田:や、ヤンキーっすね。

恵ちゃん:いや、本気やってん。無理とかなくて、絶対行けると思ってた。

飯田:最近は、「でも」を文頭につけて、挑戦をする前に諦めてしまう人が多い印象なのですが、そういう人とふたりは、何が違ったと思いますか?

恵ちゃん:他の人たちもできてたから、俺たちもできるでしょ!と思ってたな。「お金を作る」っていう方法のモデルはいくらでも転がっていて、その仕組みを知っていたから、「あの人たちにできて自分ができないわけないでしょ!」って思ってた。

とにかく、簡単に考えてた。(笑)

宗ちゃん:いや、ほんとにね、なにも分かってなかったのよ。(笑)何も分かってなかったからできた。アホゆえに踏み出せた一歩だった。

3人:(笑)


飯田:それって、『CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式』とか、何かイベントを打つとき、何かに飛び込むときと同じ感覚だったりしますか?」

宗ちゃん:いや、ちょっと違うかも。あの時に比べたら、いまは何かに飛び込むときにある程度、勝ち筋が見えていたりする。ありがたいことに、応援してくれている方も増えてきた。でも2019年の3月は、もう、本当に、なんにもなかった。なんにもなかったのに、なんであんなに自信があったんだろう。(笑)

飯田:そんな時を経て、いま、宗ちゃんがハッシャダイソーシャルに対して思うことは何ですか?

宗ちゃん:感謝しかないな。これだけ夢中になれるものに出会えることって、幸せなことなんだなって、大人になってからもっと強く思うようになった。

そんなテーマに出会えたことが幸せだし、それを一緒に頑張れる仲間がいることが、本当にありがたい。

飯田:ちなみに、ハッシャダイソーシャルの三浦宗一郎と、人間の三浦宗一郎は別物ですか?

宗ちゃん:別物じゃないな。ハッシャダイソーシャルの三浦宗一郎と、人間の三浦宗一郎でわかれているわけではなくて。ただいろんな自分がいる、とは思うんだけど。ハッシャダイソーシャルにいても、違うところにいても、いろんな三浦宗一郎が出る。
特にハッシャダイソーシャルとその他、でわけられないな。

飯田:なるほど、恵ちゃんはいかがですか?

恵ちゃん:世間から見られる勝山恵一ってこうだろうなっていう理想に近づこうと、本来の勝山恵一ではなくなっていたときが、4年ぐらい前にあったんよ。

飯田:世間から見られる勝山恵一って、どうみられていたと思いますか?

恵ちゃん:これもまたぼくの幻想でしかないんだけど、「こういう発言ができるようにならないといけないよね」とか、「こういう気の使い方ができないとだめだよね」とか、「できる人はこういう人だよね」というものを、自分の中で作り出しちゃって。
本当に思っていることを言えなかったり、遠慮するようになった。

それで結果的に、みんなの抱く理想の勝山恵一をつくりださないといけないけど失敗したら怖いから、やらない、言わない。って動けなくなっちゃった時があったんだよね。

だからこそ、「ぼくは、ぼくである。」といまは思っているかな。

ハッシャダイソーシャルのこれから


飯田:ここからは、ハッシャダイソーシャルのビジョンについて詳しくききたいです!おふたりの中で、今後どんなことを成し遂げたい、みたいな目標ってありますか?

恵ちゃん:日本中の若者たちが、自分の人生、キャリアとかに迷ったときに、「なんかあったらハッシャダイソーシャルに相談しよう」って思ってもらいたい。(ニタニタの笑顔)

そのなかで成し遂げたいことは、めちゃくちゃあるで。
「ヤンキーインターン」をもっと必要な若者たちへ届けたいし、いままでやってきた「ヤンキーインターン」よりもさらにアップデートした「ヤンキーインターン」をつくって、多くのChoose Your Life! しようとする若者たちの背中を押していきたい。

あとは、日本でいっちばん、わくわくする選択肢教育をつくりきる!

あとは、『CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式』をあたらしい文化にする!
「18歳になったら『CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式 』に行く 」ということをあたりまえにする。

ぼくの中での大きなトピックは、この3つかなあ。(目をめちゃくちゃキラキラ輝かせながら)

飯田:いいっすね!恵ちゃんの熱がとっても伝わってきます!!
宗ちゃんは、いかがですか?

宗ちゃん:今年は、やることはちゃんと見えているので、それをちゃんとひとつひとつ、積み上げたい。ちゃんと積み上げて、ちゃんとおもろいことをやっていきたい。

ハッシャダイソーシャルは今年で5年目。次の5年は、もう1回、” 新しいことをはじめていく5年間 ”にしたい。5年ぐらい経ったら、どんなアイデアが思い浮かんでも、それを軽やかに、おもしろく、強く、創っていけるようなチームでありたいな。

10年ぐらい経ったら〜、おれら、40歳か!(笑)

恵ちゃん:りんちゃん(恵ちゃんの長女)、20歳や!!!(笑)

宗ちゃん:いや、だから、10年後のことは、本当にわかんないな。
でもやっぱり、常におもしろいことを、やってたいな。(ニヤニヤ)

「おれら、別にふたりじゃないからな。」


飯田:おふたりを見ていると、お互いの愛というか、尊敬し合っているんだろうなあってとっても感じるのですが、お互いの尊敬ポイントはありますか?」

宗ちゃん:なんか、ちょっと照れるな(笑)

恵ちゃん:尊敬している...んー...尊敬しているというか...。むずいなー(笑)宗ちゃんは、なんやと思う?

宗ちゃん:尊敬している  “ポイント”とかじゃないってことかな?恵ちゃんが言いたいのは。

尊敬するポイントをあげたらもちろんいっぱいある気がするけど、なんか、漫才コンビみたいな感じ?バンドみたいな感じ?ふたりいて、成り立つ関係。

飯田:はーーー、なるほど!!

恵ちゃん:そうそう。共同代表って、むずかしいんちゃう?って言われることもあるけど、そこまで、「共同代表」に対して違和感を感じていないんよ
「代表をふたりでやってる」っていう意識が、あんまりない。もちろん責任はめちゃくちゃあるけど。

宗ちゃん:うん、あとは別に、おれと恵ちゃんは「代表」なだけだしな、役割として。別に代表って、そこまで特別な役割じゃなくて。周りのみんながいて、成り立つ。「ふたりでやってるの大変じゃないですか?」ってたまに聞かれるけど、ふたりでやってないからな、と思う。

飯田:(なんだか嬉しくてニヤニヤ)

恵ちゃん:逆に、ひとりでやったことがないから、その気持ちもわからん、みたいなとこはあるんかな。(笑)

ハッシャダイソーシャルの中の喜怒哀楽


飯田:最後に、広報で「これやりたい!」「こういうのを発信してほしい!」などがあったら教えてください!!!

恵ちゃん
「ハッシャダイソーシャルで働くのって、めちゃくちゃ楽しそうじゃん!」
「ハッシャダイソーシャルって、やっぱりアツいな」
「ハッシャダイソーシャルって、めちゃくちゃ愛あるな。」
この3つを、広報で表現したい!!!(ニッコニコ)

ハッシャダイソーシャルの中には、ぼくらふたりをはじめ、中にいるメンバー、関わってくれている企業の方など、間接的には無関係だけど、ただただハッシャダイソーシャルを好きでいてくれている人がたくさんいるんだよね。

「こんな人がハッシャダイソーシャルには、いるんやで!!」というのを、広げていきたい!
「愛ある人、めちゃくちゃいるやん!」「楽しいこと、めちゃくちゃ多いやん!」みたいな、ハッシャダイソーシャルの中にある喜怒哀楽みたいなものが、広報の中で出ていったらすごくいいなと思ってる。
あたりまえのような発信もちゃんとやっていくし、なかなか見えないこういう発信もやっていきたい!

宗ちゃん:親しみやすさと、信頼感。

いまのハッシャダイソーシャルの広報は、もっとできるなって思うんだよ。
親しみやすく、ふざけた感じ、愛らしい感じ、おもしろい感じ、でも、まじめすぎるところもある。そんなハッシャダイソーシャルらしさを、もっともっと伝えていきたい。

その一方で、おさえるとこはちゃんとおさえて、人から信用してもらえる、信頼してもらえるような、発信をしていきたいなって思う。

飯田:おっしゃ。お任せください!!!!!(ニコニコ)

恵ちゃん:やった!やってこ!


わくわくの伝染


今回の時間を通して感じたことは、この一言に尽きる。

「やっぱりこのふたり、かっけえな。」

「笑顔は伝染する」とよく言うけれど、「わくわくも伝染する」とわたしは思うのです。瞳を輝かせて、生き生きとしながら話すふたりの姿を見ると、こっちも自然とわくわくしてしまう。エネルギーが湧いてくる。

そんな環境で、これからたくさんの景色を見られるんだと思うと、もっともっとわくわくする。

ふたりは代表であることを「そこまで特別な役割じゃない」と言った。

別に代表って、そこまで特別な役割じゃなくて。周りのみんながいて、成り立つ。「ふたりでやってるの大変じゃないですか?」ってたまに聞かれるけど、ふたりでやってないからな、と思う。

いや、たしかに、たしかにそうなんだけど「特別じゃない」と、そう言えるふたりがかっこいいんだと思う。

だから周りもついていきたいと、応援したいと思うんだと思う。少なくとも、わたしは間違いなく、そうだ。

そんなふたりのように、いつまでも、どこまでも、周りへの愛を忘れず、おもしろい未来にわくわくし続けるHASSYADAIsocialの広報になれるように、わたし自身も、わくわくし続けることを、ここに宣言する!

以上、共同代表ふたりへのインタビューでした!

第2回目も、このような感じで楽しくお届けいたします!おたのしみに。

全ての若者に教育の機会を届け続ける活動に使わせていただきます。皆さんのご協力をお待ちしております!