自由創作#22 てふてふとんだ
とある学校の理科の授業
1人の生徒が実験がしたいと先生に言った。
先生は授業で実験を行う事にした。
(水素と酸素の特徴を学ぶ実験)
先生の見本を見せる。
急な破裂音に生徒たちは驚いた。
生徒たちも興味津々の様子。
1人の生徒がフラスコを割る小爆発を起こした
先生はその生徒に「怪我はないか?気をつけなきゃダメだぞ。」と言った。
周りの生徒たちは失敗した生徒を揶揄するようにクスクスと笑った。
そこで先生は生徒たちに言った。
「実験に危険は付き物気をつけなくてはならない。だが、失敗も付き物だ。どんな発明家だって失敗を繰り返して大発明へと辿り着く。だから真面目にやった失敗は笑ってはダメだ。」
失敗した生徒は実験が怖くなってしまった。
その近くにいた生徒は爆発に興奮していた。
実験の楽しさにも目覚めた。
家でも自分の部屋でも実験三昧。
家での実験に失敗して、ボヤが出た。
両親から詰められる。周りでもバカが失敗して火事を起こしたと言われるように。
嫌になり、家出もした。
高校からは一人暮らしする事を決心。
ちなみにこの時の家出は10分で終わった。
高校に進学
一人暮らしのスタート
誰にも注意されずに実験を楽しむ。
半分家出状態で一人暮らしを始めた僕に親からの仕送りはないのでバイトをする。
大発明をして親や馬鹿にしたひとを見返してやる
なお、一人暮らしの家でもボヤを出し、
3年間で2度引っ越した。
でも反省などしていなかった。
だって実験に危険と失敗は付き物だから。
大学生になった。
大学2年の夏、ついに大発明をした。
大発明の内容を安易に言うわけない。
国を相手にその発明を商品としてビジネスをした。
そして、大金持ちに。
幾つかの国が壊滅状態となった。
とある学校の理科の授業→幾つかの国が壊滅状態
ちなみにあの時実験に失敗した生徒は至って普通の貿易商社に勤めている。
つまり、
とある学校の理科の授業→貿易商社に勤める。だ。
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