雨の日楽しみ方講座

１雨具を買う
お気に入りの雨具を買おう。
傘だけじゃ無い。
水が入らない靴だって必要だし、雨を弾く鞄とコートと帽子。
あ、傘要らんくなった。

２雨の音
雨の音を聴いてみよう。
聞くのではなく聴く。
ヒーリング効果があるとかないとかアルファ波とかがなんとかは知らんけど心地良かったりする。是非聴いてみて欲しい。
室内から外を眺めて。
車内でエンジンを切って。
商店街のアーケードの下で。

３雨になってみる
雨はあんなに高い位置から落ちてくる。
自分の頭に当たった雨粒は奇跡と呼べる。
雨になって落ちてみよう。
どこに落ちましたか？

アスファルト

ドンマイ。

４雨を避けてみよう(の物語を綴ってみる)
遠距離の彼女との大切なデートの日
雨が降った。今日は花火を観に行くはずだった。
来年は一緒に見ようと、雨を避ける練習をした。雨を避ければ雨なんてのは晴れと同じ。
こうして彼女と雨を避ける練習を開始した。
アジリティトレーニングの日々。
毎日毎日ステップワークを欠かさない。
364日トレーニング。
365日目　あれから一年
予報は奇しくも昨年と同じ雨。
でも今年の僕らは違う。
雨を避けながら待ち合わせの北出口
打ち上げの時間になった…
…気づいてしまった。
どんなに雨避けても花火は上がらないことに。
ただ2人は雨を避けるほどの敏捷性を手に入れただけだった。
世界のどのカップルより素早く動けるんだ。
世界一のカップルなんだ！
このカップルがバカップルの語源となったのはまた別のお話。

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雨の日の小話。

8/23
ものすごく雨が降った。
風も強く傘をさしても意味がない程に。
お客さんも雨宿り。傘を持って来ていなかった私もどうにか止んでくれと願った。
外を見ると必死に走る男性、小走りで気持ち程度に手で頭を覆う。

あんなに必死に防いだのに、
帰ったら真っ先に風呂に入ってびっしょ濡れ。
人間オモロ。