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【 #エンジンがかかった瞬間】母お手製の座布団カバーが私のチクチク魂に火を点した話

縫い目・編み目が大好きです。小さい頃から好きでした。そのせいで、お声掛けいただいたnoteステッチ部にも二つ返事で入部しました。

久々に始めたクロスステッチは本当に楽しく、再開して良かったなと思っています。夜しか時間が取れず、昔はもっと時間があったのに、というジレンマを抱きながらチクチクタイムを楽しんでおります。

しかし、どうしてこんなにステッチが好きになったでしょう?不思議に思っいながらタンスの整理をしていると、母が作ってくれた幼稚園の座布団カバーがでてきました。

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これです!これがきっかけとなって刺繍好きとなったことを思い出しました。

私の刺繍好きにエンジンをかけたのは、幼稚園入園時に作ってもらった母の座布団カバーだったのです!

エンジンがかかった瞬間を教えてくれた大掃除に感謝します。

私が通っていた幼稚園はキリスト教系の親子共々に厳しい幼稚園で、全てが手作りでした。仕事をしていた母ですが、送り迎えを祖母に任せる分、幼稚園の持ち物には力を入れ、全て手作りで用意していました。

幼稚園の行き帰り時の祖母とのエピソードもなかなか味があるので、そのうちポツポツと紹介してまいります。

オヤツタイムに使用するカップを入れる巾着はかぎ針で編み、座布団カバーは雑誌に載った図案を元に刺繍を施しました。

私は幼稚園に行くたびに、擬人化した栗達をそっと触り、その立体的な縫い目にウットリしていました。

刺繍を触っている時、脳内はオリジナルのお話で溢れており座布団カバー内では、刺繍達が楽しそうに動き、遊びまわっていました。年少時代は脳内に没頭してしまい、先生からよく叱られていたものです。

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このウットリが私の刺繍への「 #エンジンがかかった瞬間 」だったことを思い出せ本当に良かったです。

座布団カバーがなければ、noteステッチ部に入るきっかけは生まれなかったかもしれません。

母のことはモンチッチだの、シャンソン騙りだの、ニセ宇宙人だのとこちらで笑いながら書いておりますが、チクチクタイムを楽しむエンジンのタネを植え付けてくれた恩人だと思っております。

その恩に報いるべく、来年も母の面白話をどんどん公開したいと思っています!

文章と刺繍(編み物も!)への愛を忘れず、来年も仕事とnoteを楽しみたいです。

さて、また大掃除に戻らねば。


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