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マシューに謝罪

前回の「アンという名の少女」ではマシューの懐の太さを感じさせるアンへの対応にジーンとさせられました。

マリラの髪型に気づいた点といい、マシューは本当に素晴らしい男性です。

アンはカスバート家の子供になって本当に良かったと、涙ぐみながら見ていたら、過去に犯した我が罪を思い出してしまいました😨

アニメの「赤毛のアン」放映時、私はマシューに酷いことをしていたのです。

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アニメではマシューの口下手を表現するために口癖で、

そぉーさのぅ

を使用していました。愛すべき癖で可愛らしささえ感じます。

その口癖は「海老茶色のふくらんだ袖のドレス」や「1ダースの男の子よりもアン」という発言と共にマシューの素晴らしさを表すものでもありました。

それなのに!

アニメに出てくる「そぉーさのぅー」の多さに気づくと、1話の中で何回マシューはこの口癖を言うのだろう?

と気になり始め、シリーズ途中からマシューの「そーぉさのぅー」を数える遊びを始めたのです。もちろん、妹もノリノリで参加。

毎週見ながら「はい今日は何回!」とアホのように数え、興奮していました。

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いったい、なにが面白かったのか今となっては全くわかりません。名作の楽しみ方を全く理解していないアホな姉妹です。反省してもしたりません。

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「アンという名の少女」のマシューから

「それは間違っている」

と悲しい目で見つめられ諭されそうな愚行です。

前回のアンも、マリラの村人への悔恨の気持ちを察することができず、マシューのプライベートに首を突っ込む愚行をしてしまい、諭されることで自らの過ちに気づくことができました。

私の子供時代の愚行も周囲の大人に諭され、過ちに気づきながら成長をしていたのだと思います。

昔の大人の皆さん、本当にありがとう。

来週の「アンという名の少女」は原作を取り入れながらどのような方向へ向かうのでしょう?

この前は「船に寝そべるシーン」と「行商人のシーン」があり、おお!となりましたが、ギルバートは帰国しておらず、アンの髪の毛は緑色に染まりませんでした。

壊れたロケットをダイアナと平安時代の貝合わせのように持つようにしたのは、アンらしく素敵でしたが、緑色の髪のエピソードはちょっとだけ見てみたかったです。

多分、髪が染まるエピソードよりも、マリラ(というより大人全て)の中に潜む無意識の差別を描きたかったんだろうなぁ。

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