【#シロクマ文芸部】どこかの星のどこかのバーで
凍った星をグラスに。
とある星のバーで女が注文した。
時は3XXX年、地球は宇宙連合国に加盟して星と星との間を海外旅行のように楽しむようになっていた。異星人同士の交流も活発だ。
昔、宇宙人がいるいないで騒いでいたのが嘘のように宇宙規模の交流を楽しむ、そんな時代が訪れている。
昔は宇宙人と人間は姿が異なる、と想像された時代があったがそれは違った。
空気があり水があり生き物が繫栄する。星が同じような環境ならば似たような姿へと進化する。星同士の異種族婚も結果、普通に行われ