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暮らしとクリエイティブ:食べること

こんにちは。Hasnicca タケトミです。

人は、生きている限り"暮らし"から逃れることができませんが、その解決方法は人それぞれです。丁寧にこだわりをもって暮らす人もいれば、面倒に思いなるべく簡素に済ませる人もいます。
私は、そんな千差万別な人の営みをとても興味深く思います。誰もがやっていることであるがゆえに、ひとりひとりに個性が現れます。暮らし方には、価値観や人生観が自ずと現れます。それが、とても面白いのです。

〇クリエイティブと暮らしの関係を考えてみる
日々の暮らし方は、その人の価値観を形成する基礎となり、知らず知らずのうちに本人に大きな影響を与えています。創造的な活動を行う人たちは、本人の価値観や、養われた視点をもってアウトプットを行うわけですから、当然アウトプットにも暮らしの影響があります。
そしてアウトプットには、暮らしを豊かにしてくれる魅力があります。
クリエイティブな活動と暮らしは相互に影響を与え合う関係なのです。

〇料理は創造そのもの
暮らしの中で特に欠かせない行為の一つに、「食べること」があると思います。
私たちが何かを食べる時、ほとんどの場合は料理されたものを口にします。私たちにとって、食べることは作ることと一体であると言えます。
料理は、人類が獲得した最初のクリエイティビティの一つともいわれています。
ただ素材にに火を通したり加工するだけでなく、味や色彩を調整し、さらには食事を載せる皿や食器、テーブル、環境にも配慮して、心も満たされるように計らう。
物質的な満足にとどまらず、気持ちの満足をも求めて好みの味や見た目を工夫し作ることは、まさしく創造的活動そのものではないでしょうか。
食べるという根源的な活動にさえも、人間はクリエイティビティを発揮してきた生き物なのです。
このことからも、創造的な活動を通して暮らしを豊かにしていくことは、人間の根本的な性質といえるのではないでしょうか。


私は、クリエイティブな活動が人生を豊かにすると信じています。
だから、より多くの人にクリエイティブな活動に取り組んで欲しいと願っていますし、様々な創作活動・創作物がもっと世の中に増えてほしいと望んでいます。
すこしでも多くの人に「クリエイティブな活動って、面白そうだな。自分でもやってみたいな」と思ってもらい、行動に移してもらえれば幸いです。

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