履修結果が来た。辻康介先生のソルミゼーションの補講までコメントがあって、ちょっと笑っちゃった。だって任意参加の補講だもの。でも、音楽の基礎の基礎というか、音楽の本質を楽しく学べてありがたかった。ドゥドゥクの藤川星さんにも会えたし。私、補講はずっと皆勤賞だから!(誰か褒めて!)
辻康介先生の教会旋法の講座もあと2回で、次はSalve reginaをやるそうで資料が送られてきた。対訳を読んで、どこかで読んだことあると思っていたら、池田福太朗さんの訳でした!「詳細などぜひこちらのサイトを参考にしてください」と書いてあった。池田さんの名前を見るだけでうれしい。
辻先生の補講でポリフォニーのリズムの話の流れで、マイケル・ジャクソンのバッグダンサーは激しいダンスのため身体を壊すことが多かったという話になった。MJは「カウントするから身体を壊す」と言っていたそう。考えないほどリズムが身体に染み込んでいたのか。そして同級生はMJ踊ってた・・・。
今日の辻康介先生のソルミゼーションの講義はグレゴリオ聖歌と、それを元にした1600年頃に作られた曲を使ってソルミゼーション総まとめでした。次回からいよいよ教会旋法のポリフォニー。そして今日の資料を見て喜んでいたのは私だけだと思う・・・(恥ずかしくて直視できなかったの・・・)
半年ヘクサコルド(6音のソルミゼーション)を学び、いまは片っ端からヘクサコルドでやってる。合唱指揮で「ここはラファラソラ、つまりラの上のファなので、、、」と言うくらいには染み込んでる。ヘクサコルドで音取りをし、「ろ」で歌えるようにしてから歌詞をつける、というのが良さそう。
松下耕さんの「合唱のためのエチュード」の「みんみん」を練習した。すでに階名が書いてあるので便利。初めての曲なので歌いながら歌詞を知るわけだが、セミが鳴いて「そーっとちかづくあみ」と歌いながら、風景が浮かんで、笑いが止まらなくなって、しゃがみ込んだり壁に頭をぶつけたりするほど。
補講は同じ岩崎真実子門下の同級生と私だけだったので、二人がやったことのあるオルガン曲を使って6音のソルミゼーション。音を読み替えるポイントごとに風景が変わる。この曲を練習した時は、ここで転調したなと思う程度で、深い味わいに気がつかなかった。6音のソルミゼーション素晴らしい。
補講でグイドの手で6音で歌う練習をみっちりやりました。指導者がやっているのを見て真似するのが一番わかりやすい。旋法の違いがよくわかる。フラットがつくとガラッと変わる。中世の子供はこんなふうに親しんでいたのだろうなあ。
聖堂でソルミゼーションやるの最高!何も見ないで口伝でヨハネ賛歌を歌い、完全4度でハモってカエルの歌を歌う。カエルの歌が中世の曲になっちゃった!中世の子供達は、教会の響きの中で、こうやって学んだんだね。ものすごいこと体験してると気づいた。優しい辻先生に友達もいて楽しい一日だった。
最初はユニゾンで。その後半数はその音から徐々に高い方に行き、気持ちの良い所で止める。要は声を出しながら5度上の音を徐々に探していくのですが、5度近くになると加速度的に5度に行きたがる。5度が気持ちの良い音程だと本能でわかっているのだろう。