デジカメUIアーキテクチャ: 体系的に読んでもらうためのまとめ

ツイートから長文へ、そして連載へと進むにつれてコンテキストが充実し、より深く理解してもらえる一方で、全体を読み通して理解している相手が減っていくことにもなる。
これをグロースにつなげるためには、全体の流れを俯瞰してみることが有効である。この記事では過去記事を体系的に並べなおし解説をつけてみた。

”フクザツ”な存在としてのカメラ

PanasonicのLUMIX DC-G9の購入をきっかけに、デジ

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デジカメUI: スマホ連携とUX拡大

デジタルカメラはそれだけで完結した製品で、撮って見るだけなら他の機器やサービスを必要としない。
初期のころはそのことが商品価値の本質でもあった。

一方でデジタル機器としてデジカメは、様々な機器やサービスと接続して、機能やユーザーの体験を拡大することができる。

以前のデジカメは、編集や管理、活用をするためにPCへ画像を転送することが中心だったが、現在はスマートフォンのアプリと一緒に使うことで撮影

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デジカメUI: 忠実記録と演出表現

「デジカメUI: 画調コントロールのすすめ」でも触れたが、デジタルカメラになって写真の楽しみ方が大きく広がった。

一つは「忠実記録」の能力が、フィルムやプリントを必要としないことによって記録時間量/多視点撮影量という点で飛躍的に向上したのである。
毎日のように撮影できるようになり、活動「参加」記録としての集合写真だけでなく、活動そのものを記録するような質的な変化にもつながっている。

銀塩フィル

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LUMIX DC-G9 MarkII: 2020年1月発売予定!?

気が早いが、買ったばかりのカメラが旧型になる未来を想像してみる。次機種の予測だ。
何かの記事でパナソニックの人がG9の名前は今後も使っていくというようなことを言っていたので機種名は「DC-G9 MarkII」で決定だろう。

2020年 東京オリンピック

時期はズバリ2020年1月だ。説明するまでもないがパナソニックはオリンピックに照準を合わせて来るからである。
オリンピックなら動画カメラのGH

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デジカメUI: 画調コントロールのすすめ

一般に聞き慣れない言葉であるが、現在のデジカメ全体で統一した用語が無いのでこのエントリーでは「画調」と表現しておく。
画調はAFなどの基本性能と同じように、デジカメの重要な差別化ポイントになっている。

UIの観点でいえば、これまでの状況対応中心の操作から、自己表現操作へと軸足が変わるものであったり、自分だけのカメラと思える存在になったりと、人とカメラの関係性が変わるきっかけになるものである。

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デジカメUI: UIアーキテクチャは複雑”快喜”

入手から一週間、ようやく近くの公園で野鳥の撮影をおこない、機能と全体の使い勝手の確認をすることができた。噂どおりの手振れ補正とフォーカス性能で、撮影前後にメニューでカスタマイズして使い勝手もかなり上げることができた。
それらを踏まえて、機能の設定や実行をおこなうUI全体についてまとめてみる。

カメラにはモードダイヤルやファンクションダイヤルのようにハードウェアとして実装されているもの(私の会社で

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デジカメUI: 狭めるフォーカス、広げるフォーカス

LUMIX DC-G9の話題では、AFスピードが0.04秒だとか、人物認識が凄いだとかとカタログスペックに目がいきがちであるが、実際のところは変化する状況に最適なフォーカスモードをいかに適切に切り替えて、シャッターチャンスに対応できるかが大事である。つまり特定状況で特定のAF性能だけを論じても意味が無い。

撮影状況を整理する

まずは自分の被写体と撮影状況を想定し、どんなシーンのどこにピントを合

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デジカメUI: カスタムしよう

カメラと人の関係は恋愛に似ている。
思い通りにならず、丁寧に扱わないと壊れてしまう。
でも長年連れ添っていると、お互いの癖が分かってくる。
そうなると手放せなくなる。 そして、ときどき浮気をしたくなる。

カメラの設定項目が少なくシンプルだった時代には、欠点や長所を知って人間がカメラに合わせて「使いこなし」ていくことで愛着が生まれた。
現在のデジカメでは、ユーザーの使い勝手に合わせてさまざまな調整

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デジカメUI: インテリジェントか、クリエイティブか

1/29にようやくLUMIX DC-G9を手に入れたが、まだ本格的に撮影に行けていないので、前回の「撮影と再生」の大きなアーキテクチャに続き、今回もG9をあれこれいじりながら写真を撮る目的と撮影モードについて書いてみる。

写真を「記録」と考えれば、失敗せず、できれば自分自身を含む活動を記録したいというのが要求の基本である。(撮影者が活動記録に残らないのは、専門のカメラマンを雇っている場合を除いて

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デジカメUI: 回れ!  撮影・再生サイクル

銀塩カメラからデジタルカメラに移行したときにもっとも重要な変化は「撮影した結果が直ぐに分かる」ということであった。このことによって失敗の気づきやより良い表現への意欲が湧くことになった。
次に重要な変化は、結果が分かることで生じる撮影動機の増大に対して「撮影コストがかからない」ということであった。この2つの変化によって「(人に見せる)価値ある写真」が生み出され、こんにちのSNSでの写真の価値が作り出

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