涼をとる鳩の玉砂利雨上がり
好きなレコード盤を自分で選んで、お茶を飲む。好きな音楽を聴く。 レコードカフェRECOCO(レココ)渋谷 https://www.instagram.com/recoco.cafe?igsh=MXVyZ3BtYnZuNmcwaQ== 今月末オープンの2号店 https://www.instagram.com/reel/C9cYLijBp_F/?igsh=c3d4OGlrdG91bzUy 工事中の外から撮った様子。この席で、ゆっくりする。
雨水かな鳩の形で春を知る
凍雲や鳩のまるきは屋根の上
永遠のふゆを生きるや銀杏の樹
一日の葉の軽きかな冬の風
朝の陽にまろがる鳩の春近し
新嘗の稲のあとにも芽新し
鳥の鳴くことばとともに大祓
ふゆの陽にさくらの木あり声遠く
大寒の道はありけり一歩一歩
柴犬に餌やるひとの師走かな
一日や葉軽き銀杏 冬の燥
国々のやまとのひとの姿かな
冬の燥一日乾く銀杏の葉
冬晴や爺からプロのカメラマン
冬晴や木は葉を放つ潔きよく
ふゆの陽にさくらの冬木ひとのなか
朝の陽に苔の春めく解けてゆく
挨拶に目を拭くひとの大祓
色を変え移りゆく陽の銀杏かな
木の芽には柔きひかりの師走かな
祈りては雲のまにまに冬至の陽
初春の言祝ぎふるや欅の葉
大祓え明治通りにバスがゆく
朝の陽に楠の立つ師走かな
木の実落ち鳩の突っつく師走かな
身を澄ます金王桜の大祓
見上げれば冬芽ふくらむ桜の樹
しばらくハ花のうへなる月夜かな連歌なくして詠めるだろうか しばらくは花のうえなる月夜かな 松尾芭蕉 芭蕉の句碑 金王八幡宮 https://www.konno-hachimangu.jp/yuisho.html
冬晴や神の社に銀杏の木
南風迎えて銀杏 蒼遥か
御言が骨肉の宮司さんの師走かな (みことばが こつにくの ぐうじさんの しわすかな)
落葉掃き神職あつめ師走かな
ふゆの社に古き桜の木の肌よ
冬晴のひとは新しい本を読む
冬晴や 新しい本 葉の栞
冬の朝 柔き銀杏や吾の重さ
大寒の道はありけり人のゆく