かつて、私の個展を見た人物達は「これはグループ展ですか」と。 私の表現、言動は一見そのように見られる。だが、私には如何なるものに対しても動じない核がある。 それを洞察出来得る人物は稀有である。一貫して根底で流れている実体が観えぬ者はおのれを観ているにすぎぬ。 如何ともし難い。