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短章集 永瀬清子著

3か月前

for serendipity967「詩の第一行を書きとめるのは朱鷺に餌づけをするようにむつかしい。」

for serendipity1001「坑道に吊されたカナリヤのように詩人はいち早く毒を感じる。つまりこの世において詩人が必要なのはその毒のためだ。」

for serendipity984「きわめて豊饒、きわめて単純」

秋の紅葉より、巫女の袴のほうが映える写真がある。前者には夏の青を背負いし赤を想い、後者には原始の赤を感じる。概して異色のあわせがその深みを際立たせるものの、それは感覚や思考といった五感の獄中での話に留まる。一切を棄て果てたさきにある景色は、血そのものの色しかないのではあるまいか。

4年前

コロナ雑記0112。