８月14日の振り返り 棚経の長さが苦にならないのは慣れか。何人もを見送り読経を聴くことが増えると、案外(失礼！)いいこと言ってるなと感心する。波立つ心を収め、我と彼との関係を肚落ちさせる処世術を説いているのだ。自分次第で外界の見え方は変わる。「幸せは自分の心が決める」なるほど。

８月16日の振り返り 台風も帰省客も行ってしまった。 お盆は常に「迎えて送る」側だった。夜具のありったけを蔵から運び出して座敷に広げた光景は、子どもにはナイトパーティー会場みたいなもので、いとこたちと転げ回っては叱られた。お盆の後は取り残されたような気持ちになるのはあの頃からだ。