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『詩人 吉原幸子:愛について』を読む。女性詩論やアンソロジーでは読んだことがあるが、吉原幸子の全体像がわかり心が震える。掲載詩では『これから』『日没』『街角』がいい。エッセイ『花を食べる』にも胸を射貫かれる。詩集も積読があるのに『全詩』が読みたい。とくにⅢの朗読CDを聴きたい。

8か月前

岬多可子の第2詩集『花の残り』を読む 。結婚前の作品で、奔放な恋愛観も垣間見える。彼女を知ったのは行分け詩ではなく散文詩なのだが、今回の収録作品には散文詩というより掌編小説に近いものもある。その区別はどこにあるのだろう。いいなぁと感じるので、こういう書き方もありだと思う。

8か月前