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『廃墟の形』 (フィクションのエル・ドラード) J・G・バスケス (著) 寺尾隆吉(訳) コロンビアの近現代史の暴力の裏の「陰謀論」。それに、実名登場する作者=主人公がどう対峙するか。祖父に保守有力政治家を持つ作者の実体験を反映した緊迫感溢れる傑作。

めも。フアン・ガブリエル・バスケス『廃墟の形』(水声社/寺尾隆吉=訳)2021年7月25日頃発売予定。著者はコロンビア文学を牽引する作家。ボゴタの路上で暗殺された政治家と、その暗殺に隠された真実に迫る。バスケス作品は面白いので要注目。 http://www.suiseisha.net/blog/?p=14780