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『コスタグアナ秘史』フアン・ガブリエル・バスケス (著)久野 量一 (訳)。いやもう、面白かったけど。コロンビアの社会、歴史の重さが詰まっていて、はじめ軽妙な語り口が、最後の方でどんどん重く暗く超ヘビー級になっていきます。 

4か月前

『廃墟の形』 (フィクションのエル・ドラード) J・G・バスケス (著) 寺尾隆吉(訳) コロンビアの近現代史の暴力の裏の「陰謀論」。それに、実名登場する作者=主人公がどう対峙するか。祖父に保守有力政治家を持つ作者の実体験を反映した緊迫感溢れる傑作。

『闇の奥』 (岩波文庫 赤 248-1) ジョセフ・コンラッド著 中野好夫訳。別の小説にコンラッドが登場人物として出てきてしまったで、急いで読んでみた。

4か月前