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島崎邦彦『3.11 大津波の対策を邪魔した男たち』、青志社 (2023.3.24) 島崎さんは、3.11後、改めて考えてみると、当時は意識していなかったものの、「このようになっていたように思えます」と告白しましたが、私は、本書と「東電首脳責任訴訟」の判決文の内容が大きく異なることに違和感を覚え、島崎さんは、判決文から判断すると、「長期評価」を受け入れ、議論に加わり、同意同犯と解釈でき、当時、日本全体が混乱、何が真実か分からない状態、3.11後の後知恵で評価すれば、おかしいと思えることもあるはず

【原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち】と【後世への最大遺物】 ⑧は、寄り道

島崎邦彦さん(地震研究者)は、「東電経営者責任訴訟」で、「1980年以降の政府地震研究推進本部の長期予測評価を遵守していれば、福島事故は、回避できた」と証言しましたが、それは、嘘であり、その予測では、東北沖合の最大Mwは、8.2であり、現実のMw=9.0に対応できませんでした。

10か月前

(続き)島崎さんが考えねばならないことは、かかわった政府地震研究推進本部が、なぜ、東北沖合で、Mw=8.2しか予測できなかったのか、その原因、突き詰め、地震学の当時の現状と限界を告白することではなかったのか、自身の罪を棚上げして、筋違いの批判をしていることが、滑稽に映ります。

10か月前

(続き)以上のことから分かることは、島崎さんは勘違いしていると言うことであり、3.11以前の長期評価で、Mt≒Mw=8.2で、津波高=15 mと算出したのは、計算ミスと言うことになり、私は、「島崎さん、しっかりしてください」(素人だましのイカサマの論理展開)と言いたい心境です。

研究ノート 私は、Microsoft AI Bing(設定「厳密」)で、「地震学者の島崎邦彦さんの主張は正しいのですか?」「島崎邦彦さんは政府や電力会社から津波を10 m以下にするように強要されたことがあるのか?」なる検索を実施し、その回答と独自の文献検索と解読の結果と比較しましたが、島崎さんは、告白どおりならば、日本で地震学の権威や職位であったにもかかわらず、政府と電力会社の圧力に屈し、政府と電力会社の意図に忖度したことになります、しかし、すべては、島崎さんによる3.11後の後知恵によるストーリー作り

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島崎邦彦さん(地震研究者、東大名誉教授、元規制委委員)は、東電経営者責任裁判の証人として、「長期評価(Wt=8.2)を守っていれば、津波被害は防げた」と証言しましたが、島崎さんは、3.11以前には、当時の評価法について、反対しておらず、3.11後に、後知恵で、批判しています。

Trovatoreさんから、「それとも反原発左翼勢力が規制委員会に巣くっているのでしょうか?」なるコメントがありました。原子力規制委員会は、原則として、中立公正であり、島崎邦彦委員長代理が、原子炉直下の破砕帯の取り扱いにおいて、不適切な方針の下で討論したのは、良くないことです。