寂れた町のはずれにある教会で、少女が祈りを捧げている。
人目を憚るようにして建てられた教会は、そのすべてが大理石で出来ていた。
牧師も管理者も居ないのに、教会の床を被う石という石は完全に磨き上げられており、真冬だというのに真白な薄手の装束一枚しか纏っていない少女の脚は氷のように冷えた床に素肌のまま触れている。
教会の扉は堅く閉ざされ、鉛で出来た錠前は二度と外れることが無いよう溶接されて
前回は、ライナーノーツを含めた自分のメンタル面からの振り返りでしたが、今回は客観的にいろんな面から自分なりに#逆噴射小説大賞2019 を思い返していきたいと思います。口調も少しフランクに。
モチベもちもち、どう高める?
「モチベーションをどうやって高めたのか?」のお話です。
ここ最近は二次創作を中心になんとかモチベーションを繋いでいた(いえ見事にぶっちぎれていたわけなんですが)人間だっ
今日のグリーン席争奪戦には無事勝利した。
座席をすこし倒して一息ついたところで、ぞくぞくと席が埋まっていく。あっという間に、車内は家族連れや旅行客の賑やかな談笑と、サラリーマンが駅弁をあけるあの独特なにおいで満たされた。
数駅過ぎたところで、父親とその娘であろう少女が席を探して通路を歩いてきた。だが辺りを見回しても座席は満席で、父親がやっと見つけた一人分の座席に娘を座らせようとしていたと
勢いだけの小説なんて私にはかける気がしない
ただでさえこんな理屈をこね回したような人間なのに
なんていう卑屈極まりないツイートを垂れ流していたのは10月1日、 #逆噴射小説大賞2019 の応募要項がTwitterのTLに流れてきたすぐ後のことだった。
いじけて、必要以上に自分をいやしめること。また、そのさま。
中二病最盛期だったあの頃から、本を読むことも文章を書くことも大好きだったは
諸君、僕は肉が好きだ。
好きなものを好きなときに好きなだけ食べたいという願望に、どうして理由が要るだろうか?
この世界には『魔法』が存在する。
人々は地に空に海に充たされたこの不思議な力を自在に操り、暮らしを豊かにするために創意工夫を重ねてきた。
社会にその力を還元する機関も発展し、魔法学研究者がその役割を果たすようになってから数百年。
僕も例に漏れずその一人であったが、目的は専
「もう我慢ならん!俺はやるぞ!」
先日導入されたばかりの最新のAI搭載の戦闘兵器が、今では我が物顔で戦場の指揮を執っている。
新たな戦力に司令官はご満悦のようで、最近は戦いのたびにその兵器のみを連れていくのだ。
「見ろ!あの歩兵達の顔を」
罫線ノートが円卓の隅を見やった。様々な背格好の筆記用具たちには、最早戦場に赴く力強い士気は感じられない。
「古株から若造まで、司令の意思を前線で忠
安物の日本酒の瓶と、さっきコンビニへ走って買ってきたイカの燻製。
明日は会社も休みだから、ちょっとばかし羽目をはずして一人酒を楽しんだって誰にも怒られない。
私はそれらを風呂敷に包み、深夜零時を待ってからーーー
幸せの詰まったそれをぎゅうっと抱き締めて、床についた。
気がつくと私が立っていたのは小高い丘。
雲ひとつない快晴、風も心地良い。
そして、この満開の桜の樹!
私の腕の
いつだったか、『家に帰れば生ハムの原木があるから』云々の一節がネットで流行ったことがあった。
例に漏れず、自分も大多数にマウントをとれるものが家にないかと考えたところ、ひとつだけ思い当たるものがある。
毛玉。
そう、文字通り毛の玉である。
家に帰ればころころと転がって出迎えてくれ、仕事でささくれた心をそのふわふわで癒してくれる。
餌もいらない、特別掃除もしなくていい(むしろそのふわ