『仙侠五花剣』

『仙侠五花剣』

 神怪小説の源流のひとつに、『剣侠伝』などの唐代伝奇があります。  市井の人が、実は特異な能力を持った侠客で、人を助けたり、暗殺したり、ということが多いのですが、この侠客が剣の道を究め、道を極めた仙人「剣仙」になって、再び人界に下って弟子を見つけ、剣技を伝えるという、現代のラノベでもありそうな設定の神怪小説が、清代後期に書かれた全三十回の章回小説『仙侠五花剣』です。  レトロ、モダン上海で書かれたこの『仙侠五花剣』は新聞に連載され、好評を博して舞台化もされました。 「花

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