リンガラ

【高野秀行 人気連載】言語の天才まで1億光年 「アフリカ篇」まとめ読み

【高野秀行 人気連載】言語の天才まで1億光年 「アフリカ篇」まとめ読み

学んだ言語は20以上、言語の天才に憧れる高野さんが、自らの言語体験をたどる人気連載【言語の天才まで1億光年】。 フランス語、リンガラ語、ボミタバ語&more!の「アフリカ篇」が完結しましたので、まとめ読みしコーナーを作成しました。高野さん手書きの地図、図版などが新たに追加されている回もあります。 なお、高野さんの言語人生を振り返りますので、一部が既刊の本の内容と重なる場合がありますが、ご了承ください。 ■初めて魔法を手に入れた日 言語オタクを自認する高野秀行さんが満を持し

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アフリカ篇(9)民族語の世界とムベンベの正体

アフリカ篇(9)民族語の世界とムベンベの正体

メジャーテレビ番組のアルバイトで再びコンゴへ向かった高野さん。その分け入った先はまたしても広大な言語の世界! アフリカ篇、いよいよ佳境です。  公式には早大探検部によるムベンベ探査は2回である。1回目は私と向井で行った偵察、そして2回目がテレ湖まで行った本番だ。しかし、あまり知られていないが、実は3回目があった。  当時人気のあったクイズ番組「なるほど! ザ・ワールド」でムベンベ探索を目的とした2時間スペシャルをやろうという企画がフジテレビ系列の制作会社で持ち上がり、私はそ

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アフリカ篇(7)  初体験の民族語はボミタバ語

アフリカ篇(7) 初体験の民族語はボミタバ語

  今回はいよいよムベンベ探索へ出発。英語、フランス語、リンガラ語を駆使し、大活躍の高野さんが味わった絶頂と失望とは。  前にも述べたように、〈コンゴ〉を含め、多くのアフリカ諸国の人たちの言語観は3階建ての建物のような階層をなしている。すなわち最上階には高級デパートのような英語、フランス語、ポルトガル語などヨーロッパの言語の世界が君臨し、2階には中央市場のような地域の共通語の世界が広がり、そして1階には小さな屋台みたいな民族(部族)の言語がひしめいている。  コンゴの場合は

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アフリカ篇(6) 仲良くなる特効薬リンガラ語の強烈な副作用

アフリカ篇(6) 仲良くなる特効薬リンガラ語の強烈な副作用

リンガラ語を習得し、ウケをとっていたら、現地の人との間で何が起きたか。抱腹の高野ワールドをご堪能ください。  現地の共通語であるリンガラ語を話すことによって、桁違いのスピードと深さで〈コンゴ〉の人たちと仲良くなる方法を確立した私たちだったが、まもなくこの効きすぎる薬の強烈な副作用に悩まされはじめた。 「仲良くなる」とは、互いの距離が近くなることであるが、日本人と〈コンゴ〉の人たちでは距離感がちがう。近くなるどころか、どんどんこちらの中に(精神的・物理的両方で)入ってくる。

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アフリカ篇(5)謎の怪獣はフランス語で何と呼ぶか

アフリカ篇(5)謎の怪獣はフランス語で何と呼ぶか

 コンゴとザイールで、高野さんはフランス語とリンガラ語を混ぜて話すことも。今回は、民族語、リンガラ語、フランス語を話している現地の人々の言語事情をわかりやすく解説。   この連載を読んでいる方は、私がさぞやリンガラ語に堪能だったように思われるかもしれないが、残念ながらそうではない。最初は片言程度だったし、その後何度もコンゴへ通ううちにある程度上達したが、それでもリンガラ語だけの会話は難しく、フランス語とチャンポンになっていることが多かった。  でも、言い訳をさせてもらうなら

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リンガラ音楽

リンガラ音楽

リンガラ音楽 本当にインターネットはすごいもんだ。と思えるのはネットが影も形も知らない時代を生きていたからで、その点ではネットネイティブとは確実に人種が違う。それがどうこうはわからない。判定する立場にもない。ただ、リンガラ音楽がただできけるのが、また、リンガラという言葉自体調べられたのがその音楽がどういうもの知らずに聞いた30年前には思いも寄らないことであった。 リンガラ音楽とは中央アフリカあたりのポップスで、ルンバロックとも云われるリンガラ語圏のものだそうだ。私はその音

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