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きょう聴いた曲。ハイドンの交響曲第96番"奇跡"と、協奏交響曲。アバド&ヨーロッパ室内管の演奏。この”奇跡”の演奏を聴いて、ジョージ・セルの指揮を思い出した。見通しがいい、キレのある快速な演奏。次にグールドのピアノによる、ブラームスのラプソディーと間奏曲117-1と117-2。

きのう聴いた曲。ハイドンの交響曲第6番"朝"(ウォード&ノーザン室内管)。同協奏交響曲(アバド&ヨーロッパ室内管)。交響曲はフルートのさわやかな音色が、朝の雰囲気をうまく出している。協奏交響曲も、佳品である。雇い主とケンカせず、長い楽長暮らし。傑作をたくさん残した苦労人ハイドン。

続き。ハイドンの協奏交響曲も聴く。アバド&ヨーロッパ室内管による演奏。この曲は、ハイドンの第1回ロンドン楽旅の際に作曲された。交響曲"朝"は、副楽長におさまったときに書かれた曲。苦労人のハイドンが、やっと手にした定職である。石井宏の"反音楽史"に詳しい説明があり、興味深い。

ロッシーニの“ウィリアム・テル序曲”(アバド&ヨーロッパ室内管)の感想