「現代経済学の直観的方法」 #長沼伸一郎
とか、5館合わせて16冊。
ブックダンシング、
今日のブックミーツは #隈研吾 #希望のつくり方 #なつかしい時間 #ことばと思考 #フィボナッチ #糸井重里と南伸坊 #小池陽人 #ひろちさや #限界芸術論 #村上陽一郎 #エマニュエルトッド #開高健 #ストーリーウィーヴィング #カオスな世界の生存戦略 #紙の動物園
まだ
「強い文脈、弱い文脈」の枠組みを通して、前回は一冊だけの本屋、森岡書店のことを考えた。
文脈の強弱はあくまで相対的なものだ。次の例として、向田麻衣さんという人物の活動を取り上げ、その文脈の強弱を(私の解釈や想像も少し交えて)考える。なお別項にあるように、Takramは向田麻衣さん率いるLalitpurとともに「Message Soap, in time」というプロダクトを手がけている。石けんのな
■森岡書店のこと
森岡書店 銀座店は、一冊だけの本を扱う、一室だけの小さな書店だ。店主は森岡督行さん。Takramもいろいろな形で関わっているが、お店のオープンにあたり、まずロゴデザインとブランドスローガンを制作した。
森岡書店は、一冊だけの書店です。
一冊だからこそ、解釈はより深く。
森岡書店は、一室の小さな書店です。
一室だからこそ、対話はより密に。
一冊、一室。
森岡書店。
森岡書店に
パブロ・ピカソの『盲人の朝食』という絵画がある。頬のこけた盲目の男性がテーブルにつき、パンと水だけを摂っている。部屋も男性もその服も、すべて青みがかった重い空気をまとう。この絵を見て、ある美術評論家は「青の時代に描かれた一作品」と解説し、ある小学生はそれを「ちょっと不気味だ、お隣の井上さんに似てる」と思うかもしれない。ある通りすがりの鑑賞者は例えば「画家が盲人を描くということは、絵画に伴う『見る』
もっとみる以下のテクストは、あるひとつの「もの」について記述している。これはなにか。
それは底面はもつけれど頂面をもたない一個の円筒状をしていることが多い。
それは直立している凹みである。重力の中心へと閉じている限定された空間である。
それはある一定量の液体を拡散させることなく地球の引力圏内に保持し得る。
その内部に空気のみが充満しているとは、我々はそれを空と呼ぶのだが、その場合でも
深津貴之(fladdict)さんから突然渡された #読書バトン 。僕も書きます。Takramという会社で仕事をしていることもあり、本能的に「分類できないもの」に惹きつけられます。
Takramはもともとデザインとエンジニアリングのあいだで揺れる振り子のような存在として始まりました。創業期に参加した当時の僕は、デザインとエンジニアリングそのものに強い関心があったというよりも「二つの価値観のあいだを
うわさ
アメリカのイラストレーター、ノーマン・ロックウェルの絵に「うわさ」というものがある。
絵はマンガのように左上から始まり右下へ。黒革の手袋の女性が、どこかで聞いた話を別の女性に伝えている。するとその女性もまた次の人へうわさをリレーする。途中で電話を介している(実際に対面していないのに目線があっているようで愉快)。途中で会話を盗み聞きしている人。そこからどうやら非常に声の大きい人の耳に入る