渡邉康太郎 / Takram @『コンテクストデザイン』刊行しました
コンテクストデザイナー/Takramマネージングパートナー。慶応大学SFC特別招聘教授。個人の小さな「ものがたり」が生まれる「ものづくり」=コンテクストデザインの活動。趣味は茶道、お酒、香水。J-WAVE TAKRAM RADIOナビゲーター。Twitter @waternavy
数字と物語①──再現性と一回性の波打ち際
「はかどる」と「はかない」 「はかどる」と「はかない」──それぞれ「仕事の効率」と「無常の美意識」に紐づくふたつの言葉は、実は「はか」というおなじ概念でつながっ…
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数字と物語②──群と個、あるいは操縦士の眼差し
「数字と物語」を色々のレンズ越しに眺めてみたい。もとは芸術と技術、自然科学と人文科学、論理と直観、有用性の問題の切り口を思い浮かべていたが、今日は少し迂回して、…
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なぜ時間を測ることのできない砂時計をつくるのか
私は砂時計を扱う展示会を開きたいと、かねてから考えていた。 時間を測ることのできない、いわば「用のない」砂時計──。一見無用の、不要のものに思えるだろう。でもあ…
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露出過多と「意味のイノベーション」
イノベーションに求められることは、人が見いだす価値の「意味」を変革することだ。いま、ろうそくは光源ではなくむしろ「暗源」となり、電球よりも暗闇のある時間をつくっ…
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「意味のイノベーション」 TEDxプレゼンの日本語訳
デザインとその周辺を扱うポッドキャストTakramCastでロベルト・ベルガンティ教授の「意味のイノベーション」をテーマに収録をしたところ、Twitter上でちょっとした反響が…
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Message Soap, in timeの強い文脈、弱い文脈
「強い文脈、弱い文脈」の枠組みを通して、前回は一冊だけの本屋、森岡書店のことを考えた。 文脈の強弱はあくまで相対的なものだ。次の例として、向田麻衣さんという人物…
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