(続き)電力会社は、相互に、電力の売買ができるような制度と技術システムになっており、同じ周波数地域ならば、そのまま送電できますが、異なる場合には、周波数変換所を通し、同じ周波数に変換しなければなりません。
(続き)東電中央給電指令所では、24時間体制で、系統周波数をモニターし、各発電所に制御信号を送り、どの発電所の出力を増減させるか、指令していますが、そのようなことを「負荷追従運転」(ロード・フォロー、load follow)と言います。指令は、昔は人間、今はコンピュータで自動。
本日の夕刻頃、東電圏内では、電力需要が、電力供給能力の98%にも達すると推定されており、東電は、節電と他電力会社からの買電で対応しようとしています。需要と供給が一致すれば、系統周波数は、50Hz、需給差がわずかでも生じれば、周波数がズレ、1%以上の差で、システム切断、停電。