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かぶき者 ヤンキーと精神分析を読んで旅芝居と旅役者を想う

慶長12年(1607)2月20日は出雲阿国が江戸城でかぶき踊りを披露した日。かぶき踊りとは戦国末期現れた奇抜な恰好で常軌を逸した行動する「かぶき者」たちの恰好や仕草を取り入れた踊り。ここから江戸時代を経て現在の歌舞伎へ形を変えていったことから2月20日は「歌舞伎の日」とされる。

上野 誠『折口信夫『古代研究』』(NHKテキスト)

1年前

慶長8年(1603)4月10日(5月3日説も)は名古屋山三郎が死去した日。主君の森忠政から同僚家臣の誅殺を命じられるもこの日返り討ちに。はじめ仕えた蒲生氏郷は美少年だった山三郎を初見で少女と間違えた逸話も。武将としてよりかぶき者として歌舞伎や浄瑠璃の題材として名を残した人ですね。

慶長12年(1607)2月20日は出雲阿国が江戸城でかぶき踊りを披露した日。戦国末期現れた奇抜な恰好で常軌を逸した行動する「かぶき者」たちの恰好や仕草を取り入れた踊り。伝統芸能の歌舞伎の原型は女性が創り、戦国が終わろうとする世の中に反抗するアウトローたちがモデルって面白いですね。

慶長14年(1609)7月14日は火事の原因になるとして江戸幕府が喫煙の禁止令を出した日。煙草はポルトガル人により伝来したとされ慶長6年にはフランシスコ会宣教師が家康に献上している。禁止の理由として風紀面で長大なキセルを腰にさしたかぶき者を取り締まりたかったことも挙げられている。