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「除菌ロボをインターナショナルスクールにて実証実験」、「FedEx 倉庫間の輸送自動化を2023年に実証実験」の記事についての感想

自動除菌ロボットの実証実験を学校で実施したようです。


イメージ的には掃除ロボット上部に除菌用のランプを付けたようなロボットのようです。事前に設定されたコースを自動的に巡回し、除菌忘れがないような仕組みを実現しており、人がいる場合も停止するため安全面も考慮されています。
実際にこの規模の施設をすべて除菌すると、かなりのコストがかかると思うので、コストダウンにはなると思います。
ただし、頻繁に全除菌をしている施設も少ないと思うので、店舗クリーニング的に定期的に回ってもらうなどの活用のほうがいいかもしれないですね。
1度のクリーニングにどの程度の費用になるかも記載はなかったので、そのあたりが気になります。

米フェデックスがeVTOLを用いて倉庫間の自動運搬の実証実験を計画しています。

eVTOLとは→大型のドローン

これまで、注目されていた顧客への配送(エンドマイル)ではなく、倉庫間の配達を自動化することを検討しています。
顧客への配送は毎回経路が変わり、検討する場合も多く市街地を飛行する必要がありますが、倉庫間であれば同じ経路を安全性の高い経路で配送する事が可能です。実際にドローンによる配達にはピッタリかと思います。
1点の懸念は大量の荷物を運ぶ必要があるという事です。
日本だと、大型のトラックに大量に荷物を詰め込み拠点間を移動するのが通常です。大型のトラックと同量や近い量は1度に運ぶことが難しいため、推測ですが小分けの配送になるものと思います。
数年後には鳥の群れのように荷物を運ぶドローンが見られる風景が一般的になるかもしれませんね。


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