はしのちか

日本とカナダのあちこちを住み比べ、育児関連のことを書いています。白山シュタイナー学校が…

はしのちか

日本とカナダのあちこちを住み比べ、育児関連のことを書いています。白山シュタイナー学校が創れたら(創られたら)最高だなと思っています。お読みいただきありがとうございます。

マガジン

  • シュタイナー教育

    保護者目線から見たシュタイナー教育について書いています。

最近の記事

#上久保靖彦教授を知っているか

今っぽいタイトルにしてみましたが 京都大学大学院特定教授の上久保靖彦教授が発表された 日本国内ではコロナ脅威の終焉が年内(11月末)になる、すでに集団免疫状態にある説実際のデータに基づいており、なぜ日本やアジアでは欧米よりも 重傷や死亡された方が少なかったのか ファクターXと言われていたものが 一体なんだったのかが よく分かりました。 かなりハショリますが 新型コロナウイルスは大きく3種類のタイプが初期に流行しました。 S型(弱毒) K型(中弱毒) G型(強毒)の順で、今

    • 八正道とシュタイナー教育

      シュタイナー教育はRudolf Stiner氏の人智学の一分野ですが、不思議とシュタイナー思想について学んでいる方々は、ほかの様々な教えとの共通項を発見しているように感じています。 真理というもの、この世の理というものは、根っこで繋がっているのだなぁ、と。 例えば東京都にあるシュタイナー学校は、シュタイナーと宮澤賢治に共通する理念を見出し「東京賢治シュタイナー学校」という学校名となったそう。 素敵な成り立ちですよね。 カナダでシュタイナー教育を実践されている先生方主催の

      • 公立小学校の可能性

        日本の公教育を、カナダの公教育を知った後に見つめると、良くできたカリキュラムや制度であることに気づきます。 もしかしたら公教育のままシュタイナー教育を実践していく土台が、世界でもトップクラスに整っている環境なのでは?と夢見ている最近なのです。 人それぞれ好みが違うとは思いますが、ここはシュタイナー教育が好みのわたしのnote。 こんな風になったらいいな、を書き記してみたいと思うわけです。 日本の公教育とシュタイナー教育における共通点とその違い まずは、共通点から。 ・

        • 刺繍が育むもの

          シュタイナー学校の先生は、直接的な伝え方や教え方ではなく、あぁぁそういうことなんですね!と座布団一枚渡したくなってしまうようなやり方で物事を教えてくださっています。 春先、娘はキンダーガーデンで両面をきれいに刺繍したコースターを作り、持ち帰ってきました。 くるくると三重の円を刺繍した面と、星(三本の直線が交差した模様)がたくさん散りばめられた面とがあり、2枚を合わせてブランケットステッチで閉じられたものでした。 コースタープロジェクトの前から波縫いや十字にする方法など、

        #上久保靖彦教授を知っているか

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        • シュタイナー教育
          4本

        記事

          100年前から拡大し続けるシュタイナー教育がAI時代に最適なワケ 3

          2020年は全世界が同時に大きな課題に向き合うこととなりましたが、こういった激動の時代に必要な能力は ・様々な問題を俯瞰する高い視点 ・声なき声に耳を澄ませる感性 ・上記から必要な解決策を見つける意志と実行する行動力 このようなスキルであり、これらを育むには一朝一夕でもテキストを読んで勉強するだけでも身につくものではありませんよね。 実際に体験して、経験を積んでいくこと以外にこれらの能力を育むことは不可能です。 シュタイナー教育では、体験することをとても重視されます。

          100年前から拡大し続けるシュタイナー教育がAI時代に最適なワケ 3

          100年前から拡大し続けるシュタイナー教育がAI時代に最適なワケ 2

          前回、シュタイナー教育はAIのちょうど相反する位置にあると書きました。 表裏一体というように、テクノロジーの進化発展に比例して、環境問題からも自然回帰への動きも強まっていることは多くの方が感じているのではないかと思います。 イメージ感覚で言うとテクノロジーはひんやりと冷たくテキパキとしていて、自然と結びついた暮らしや感覚を育む環境は温かく包まれてホッとする感じがしませんか。 AI時代には、もっともっと優しくて、ゆったりとリラックスした時間や、ほとばしる情熱を持って活き活

          100年前から拡大し続けるシュタイナー教育がAI時代に最適なワケ 2

          トゥースフェアリーは突然に

          今朝初めて乳歯が抜けた娘。 数週間前からグラグラし始めて、抜けるのを今か今かと楽しみにしていたんです。 キンダーガーデンでも永久歯がすでに何本かあるお友達がいるし、お兄ちゃんも奥歯が立て続けに抜けていたこともあり、「次はわたしの番!」と口下手な娘の顔に書いてありました。 そんな待ちに待った瞬間は、静かに訪れました。 数年前、息子は初めて乳歯が抜けたのが車内だったこともあり、大声で「抜けたー!」と報告してくれました。 気質なんでしょう。 打って変わり、今朝の娘。 キッチ

          トゥースフェアリーは突然に

          100年前から拡大し続けるシュタイナー教育がAI時代に最適なワケ

          シュタイナー教育について詳しく知っているよ、という人は、こと日本においてごく少数かと思います。 わが家のこどもたちは、現在カナダのシュタイナー学校へ通っています。 ここカナダでもWaldorf Schoolはメインストリームでも公教育でもない、私立校として地域ごとに点在しており、具体的にどのようなカリキュラムなのかを知る人は多くはありません。(あくまで個人的な印象であり、統計ではありませんが) シュタイナー学校へ通わせている保護者として「シュタイナー教育ってどういうもの

          100年前から拡大し続けるシュタイナー教育がAI時代に最適なワケ