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「命の温もり」

2021年1月15日(土)

普段勤めている学校で飼育している魚たちの餌を買いに近くのコーナンへ行った。

実家で12月から犬を飼っていることもあり、犬を見たさにペットショップへと足が進む。

ペットショップにたどり着くと、一人の少女(小学校3年生程度だろうか)と1匹のチワワ(店内のゲージで触れ合えるようになっていた)がいた。

少女をじっと見つめ、尻尾を振るチワワ。

犬を喜ばせたいと、犬の頭を「なで」たり、「かくれて」みたりする少女。その純粋で健気な姿に25歳の大人が見とれてしまった。

母親が少女を呼びにやってきた。

お別れの時間。

犬も少女も寂しそうな顔をしていた。

心なしか自分も寂しい気持ちになっていた。幼いころの自分と重ね合わせたのかもしれない。

少女が歩き出し、振り向いたその時、じっと少女を見る仔犬が小さく尻尾を振った。

この仔犬にとって、少なからず「愛」を感じたのだろう。

難しい事かもしれないが、少女が仔犬と過ごすこれからの人生を見てみたくなった。(家庭内での考え方があるので理想論である事は承知している)

彼女の無形の「愛」は仔犬にとっても彼女にとっても「命」に温もりを与え続けるのではないか。と感じたのだ。

僕は今日、「愛」「命」を育むのだと学んだ。

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