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夢にまで見た生活🐶

みなさんこんにちは。

新年あけましておめでとうございます!

今年も何卒よろしくお願い致します。

RN:箸くんの側にはいつもラーメンことはしくん先生です。

みなさんは新年明けましたが、いかがお過ごしでしょうか。

僕は、関東に住んでいるのですが、冬休みを活かし、実家のある関西へ帰省しています。

12月5日にとある出来事がありました。

僕はその日、所属している研究会で提案者にあたっており、他校の先生方に向けて実践提案を行っていました。そんな中、一件のlineが入りました。

実家に住む母からです。

「父の誕生日プレゼントに犬を飼いました。名前はランちゃんです。」

僕は幼いころから、犬が大好きで、犬と一緒に生活することを心から夢見ていました。

しかし、現実は残酷で、家に犬を飼えるほどの資金がなかったことや、僕のアレルギーの多さにそのような夢は無理であることを幼少期に突き付けられたことを今でも覚えています。

そんな中、大学を卒業し、関東で社会人になって早くも3年の時が経ちました。僕にかかるお金もなくなり、経済的に余裕が出てきたことから、両親は犬と老後の生活を送ることを決めたようです。(父65歳、母61歳です)

僕は今も犬がいる部屋でこうしてブログを書いています。

改めて、こうして犬と触れ合って感じることをいくつかまとめたいと思います。

1 会話が増える

犬を家で飼うと不思議なことに犬を中心に家族が集まるので、会話が増えていました。しかも、天真爛漫な仔犬の姿にみんながメロメロ。しつけも必要ではあるのですが、仔犬の行動に目が行き、仔犬の行動についてあーだこーだと会話が生まれていました。

我が家では、僕がいない時間に父と母が同じ趣味の話をする姿をあまり見たことがありません。父は堅気な人で、母とは趣味がまるで合わなかったことも大きな一つだと思います。自分がいる時間なんかはプロ野球をみんなで観る事も多かったので、野球の話をよくしていたなぁと思いますが、それ以外は本当に2,3個の好きなものについて話すくらいで、結構各々が自分の部屋で過ごすなんてこともたくさんあったなと感じています。

2 笑顔が増える

先ほど上でも書いたことと被りますが、仔犬は特に天真爛漫。好奇心旺盛で色んなものに興味があります。人が歩けばついてくるし、何か新しいものがあれば、自分の物にしたいから噛んでくるし(笑)

僕が帰省して3日目で僕の服一着に穴をあけられました(笑)

しつけは大切ですね(笑)

しかし、こんなお転婆な行動の一つ一つがおかしくって、とても我が家では笑顔が増えたように感じています。

父が定年退職をする前に会社勤めだったころは、帰宅しても疲れと会社での出来事から不機嫌で、それを母が指摘し、喧嘩するなんて日常もよくありました。仕事に対して悲観的な考えを僕が持ち始めたのもこういった姿を学生時代に見ていたからこそなのかもしれません。

定年退職し、パートとして週3回働き、帰宅したら大好きな犬と戯れる。そんな日々を謳歌している父を見ると、なんだか胸が熱くなるし、本当に苦労をかけたなぁと泣きそうになります。我が家に多くの笑顔をもたらしてくれたランちゃんに多大なる感謝で一杯です。

3 一緒にいる時間が増える

家族にとって僕が個人的に1番重要だと思うのがこの時間。一緒に過ごす時間です。食事の時に顔を突き合わせるのは当たり前かもしれませんが(この時代ですから多様な考え方もある中で、個人の意見を述べています)、何気ない時間も一緒に過ごし、犬と代わる代わる戯れながら過ごし、時には一緒に昼寝をする。こんな時間最高ではありませんか?

帰ってきた初日、あんなに吠えていた犬が、2日目以降は慣れて、僕の胸の上で昼寝をしてくれる。そんな生活を経験してしまった今、関東に帰って社会復帰ができるか僕はめちゃくちゃ不安です!!(本当に泣)

そのくらい、家族と過ごす時間って偉大だなと感じさせてくれたのも新しく家族になったランちゃんでした。

他にも伝えたいことは、沢山あるのですがこのあたりにしておこうかなと思います。

最後になりますが、個人的に一番感じている事です。

4 「命」と共に過ごす経験

僕はこれが一番大切なことで、帰省してきてから毎日感じていることです。

言い方には多少語弊があるかもしれませんが、犬の寿命の長さは、人間の一般平均の寿命の長さよりも短いです。

そう考えた時に、自分よりも早くに亡くなってしまう。

そして自分よりもはるかに小さな命(チワワ×マルチーズの小型犬です)と向き合って生活をする時に、この子の為にも下手なことはできないなと感じますし、家具の置く位置やほこりがないかの掃除。そして、ご飯をあげたり、周囲をよく見たりなど、、、

普段の生活では、意外とおざなりになっていることも犬がいるからこそ意識することもたくさんあるなと感じさせられました。

この経験を小さな時期からできることは、とても価値があるなと感じています。勿論、経済的にも多くの負担がかかりますから、全家庭にできる事ではありません。その際には、川魚の飼育などでも良いと思います。僕は幼少期は虫や魚を飼育し、「命」と触れ合ってました。

自分の周りに小さな「命」があると、それを守るために様々な事を考えます。これこそが本当に家庭でできる「命」の教育なのかなと思っています。

そう考えると、アレルギーが多く制限が多かった自分にもそのような機会を与えてくれた両親には頭が上がりません。

自分も結婚し、子どもができた時。このような経験をさせてあげたいなと心から感じました。

父も母も子どもの頃から犬を飼っていたほどの犬好きです。

きっと僕が子どもの時も本当は飼いたっかたんだろうな。なんて思うと、アレルギーが多かったことや野球を続け、沢山お金をかけたことなど本当に申し訳なく思っています。

ただ、今こうして親元を離れて過ごすときに、父と母が楽しく過ごせる姿を確信できたときに少し安心ができました。

生き物の力ってすごいですね。「命」の偉大さに気づかされました。

ランちゃんへ

僕の父ちゃんと母ちゃんをよろしくね!

そして、たまに帰ってくる僕のことも覚えててくれると嬉しいな(笑)

父ちゃんと母ちゃんは、沢山笑ってくれるし、叱ってくれる。

時には、「何で?」って思うこともあるだろうけど、僕にとって大好きな人。

そんな人達とこれから過ごしていけるランちゃんは、幸せ者だよ!

僕が心から証明する!

君のおかげで我が家にまた沢山の笑顔が増えた。

本当に感謝してる!

君の一生を絶対に見届けるからね!約束だよ!

うちに来てくれてありがとう!これからよろしくね!

君の寝顔にめっぽう弱い一人の教員 はしくんより

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