見出し画像

我が子が泣く理由とその寄り添い


娘11歳
息子7歳

娘ひとりの時は2人育児がこんなに大変だったとは思いませんでした。
いや2人育児は大変なのはわかっていたけど想像以上だったんだよ、
子供と向き合うのも下手だったし。



ママさん達、本当に本当にお疲れ様です。

2人の子供と真剣に向き合い育児してきて10年、子供をひとりの人間として向き合う、という主張にはあまり賛同できません。小さいうちは特に。

(人間として、っていうけど人間として向き合うって何よ❓道徳的なものも絡むし、人間としてどう接して、向き合うか、生きるべきかが教育で子供としてではなく人間として向き合う事だとしたら私にはわかりませんよ、とほほ、それこそ答えがないがな。久しぶりに教育セミナーみたいなの行ってみたいなぁ、っていうか1人の大人の人間でさえ向き合い方って答えがないがな)



こっちにも書きましたが、まず子供にはこちらの話は伝わらないし、子供の主張もよくわからない。

結果、話し合いにならないどころか子供自身も、なぜ泣いているのか、何が嫌なのかはっきり伝えられない、もしくは子供自身がわかってない、の可能性が非常に高い❗️❗️


正直、小学生になっても同じです。

ある日、息子がプールに行きたくないと泣き出した。
息子がプールは習い事の中でもあまり好きではないのを知ってました。

それはプールでブルブル震えているから!寒いから!
でも終われば自信たっぷりで楽しそうでした。


息子「プールに行きたくないいぃぃ、、プール休むー、もうやめるーーーー」

私「プール嫌かぁ、そうかぁ、めちゃくちゃ楽しそうで自信たっぷりだったじゃん、自信無くなっちゃったかぁ」

息子「プール嫌なんだよぉぅ、〇〇(お友達)もいないし」

プール行きたくない、とは言いつつ、しっかりプールの準備してバスの中で読む本まで入れとるがな。
何で?行く前に甘えたい?疲れたから行きたくない?嫌な事があった?


ここまでくると私も子供の主張をどこまで受け流すかの見極めも上手くなって、いろいろとプールの何が嫌なのか、原因を深掘りしても無駄だろうと言う頭の思考が働き

「そうかぁ、いやなのかぁ」と流しつつふーん。

(心の中では、寒くなったもんね。寒いから嫌なの当然だし、自信なくなる日もあるわな。
ヤバイ、バスに間に合わんぞ、早くしてくれーー、腰痛い。と考えてました)


ところがふと時間をみるといつも出かける時間より15分ばかり早い。

おや?


時間を逆算できるようになったか?
すげ〜成長してるがな❗️❗️

プールの準備までしてるしね。

息子よ、本当にプール休む気なのか❓❓本当に本当に心からプール嫌なのか?


試しに聞いてみました

私「プール何が嫌なの?」

息子「プールの検定難しいぃー、受からないんだもん」

いやいやいや!さっきと行きたくない理由が違うがな❗️❗️

私「お友達いなくて、行きたくないってさっき言わなかった?」
(確かに息子の時間帯は上級生が多い時間帯。学校帰りに遊んでからの方が良いかな。と考えてちょっと遅い時間帯にクラスを取ってました。)

息子「検定難しいし受からないんだよぅ、靴下も忘れたし、鼻に水が〜、、まヮラ神adp-1601」

ごちゃごちゃ出てきた。


私「今日は検定の日じゃないし、忘れ物したら翌週取りに行けばいいよ、友達いなくて寂しいなら、新たに友達作ればいいよ」


(友達を作る、という表現がなんとなく自分の中でしっくりこないのですが、言葉が見つからずで友達作り、という表現を子供の前でしてしまいました)

と、まぁ息子のプール嫌な理由を聞いてその対策を提案してみましたが、まぁ聞こえてないよね。


よくよく辿ってみたら結局は行きたくない理由は帰りが暗いから、だそうだ。

そりゃ提案も的外れだから聞こえてないわな


なるほど。陽が落ちるのが早くなったもんね。
(おに電話をまだ信じてます、鬼がくるかもと怖いらしい)


結局、ぐずぐず言いながらもバスに間に合うように出かけ、しっかり帰ってきてニコニコだったなぁ。


子供に寄り添うって、わからない事だらけ。
私ならどうしてもらいたいか。
人に甘えたくない私にはわからないな。

だけど提案はきっと要らない。
ここまでくると息子と娘もそうなのかもしれない。夫のような正論押し付けのロジハラにはなりたくない。

この先、娘や息子が嫌な事や辛い事に出会った時、自分にはどうしようもない自分の未熟さや弱さに出会って、もう立てない、と崩れそうな時、母に相談しよう、と頼れる信頼関係を築けているだろうか。

私は娘や息子の心の支えとなるような母になれるだろうか。


提案ばかり、対策ばかりを淡々と説明するような人にはなりたくない。

とはいえ一緒に崩れ落ちてもいけない。

頭悪いし知識もないから提案もできない
体力もないから裏方のサポートもできない

私はせめて子供らの側にいられるような暖かさを与えられているだろうか

後悔なくこれからも向き合っていたい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?