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【土竜の唄:日浦匡也の名言】辛い労働や貧しさ、悲しみや孤独を、知り尽くしている人が、本当のえらい人間だろ、兄弟

おはようございます。

橋岡克仁です。


今日は、人気絶頂の漫画「土竜の唄」から名言をピックアップしていく。

このブログで、初めて紹介する漫画なので簡単にあらすじも載せるので、参考にして欲しい。

「土竜の唄」って、どんな漫画??

2005年から連載され、現在はビッグコミックスピリッツで週刊連載されている。

2020年8月までで単行本が67巻刊行され、実写映画化もされた。

主人公の菊川玲二(通称、レイジ)は、交番勤務の警察だったが、数寄矢会と呼ばれるヤクザの潜入捜査官(モグラ)に任命される。

任命された後から、様々な珍道中に巻き込まれながらも数寄矢会の中で着々と信頼を得ていく。

数寄矢会で信頼を得ていくきっかけとなった人物がいた、それが今回の名言を言い放つ日浦匡也である。

通称「クレイジーパピヨン」と呼ばれている。

名前の通り、非道なことを嬉々として行うことにより、敵も仲間も恐れている。

また蝶が好きなので、そこから愛称を込めてパピヨンと呼ばれることも多い。

ただパピヨンは、とても義理人情に熱い一面を持っており、自分の任侠道を持っている。

特に御法度としているのは、麻薬である。

ヤクザでありながら、みんなから愛される兄貴、パピヨンの名言を書いていく。

パピヨンが語る、本当の偉い人間とは??

この場面は、レイジとパピヨンが借金のお金を回収するところである。

息子が借金をしたが、息子が逃げたためその両親にお金を回収しに行っている。

両親は高齢であり、田舎で見るからに貧しい暮らしをしている人たちだった。

その時に、パピヨンがとった行動はお金の回収ではなく、逆にお金を渡すものであった。

その行動にレイジが驚き、帰りの車の中で理由を尋ねた時、パピヨンはこう答える。

それは、えらい人間だからだ
引用:「土竜の唄」日浦匡也より

と、そしてその後に理由を話している。

政治家の子どもに生まれ 黒塗りの車で小学校に通い、傘を自分で持った事もなく、生卵のぶっかけめしを食った事もない、それどころか料理を死ぬまでしない。それがえらい人間か?
あの二人を見ろ。毎日、わずかなお金の為に何時間も働いている。夜、棒のようになった足をさすりながら家路につく。年老いて、あちこちの骨が痛むんだ。
辛い労働や貧しさ、悲しみや孤独を、知り尽くしている人が、本当のえらい人間だろ、兄弟。
引用:「土竜の唄」日浦匡也より

パピヨンの価値観がとても感じられる台詞だ。

何を持って「えらい人間」なのかをレイジに諭しており、本当の「えらい人間」は色々な経験をして努力している人間であることを話している。

一言に「えらい」と言っても、人それぞれ考え方があるとも思う。

ただ人として「えらい」と思うのは、僕もこういう人たちだと考えている。

極悪非道な一面も持つが、人の持つ優しさの部分も持っており、こういう部分があるから愛される人間にパピオンはなっているんだなと感じた。

漢気を感じ、漢としての器の大きさを感じる名言である。

さいごに

パピヨンの人を区別せず、尊敬できる人間はかっこいいなと感じた。

色々な経験をしているからこそ、出てくる言葉だなと思ったので、僕ももっと経験して人としても漢としても大きな人間になろうと思う。


漢気が溢れるアニキを多く書いて、誰が一番のアニキか選べないなと思った、橋岡克仁でした。

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