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橋口竜河
2019年7月7日 14:09
見える世界が少し違う―それは僕にとっては”当たり前”の一つだった。「なぜ?僕だけ・・・」そういった思いはいつの間にか諦めの中に覆いかぶさっていった。「ねぇ!ママー。あのお兄ちゃんどうしたの?」「お兄ちゃんはね、怪我をしているんだよ。」「あれなぁに?」「こら!指差ささないの!」この世界にいると何故か小さなお友達とよく目が合う。僕だって最初は、「この乗り物かっこいいでしょ!」