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Photo by snafu_2020

自己中心的に生きてきた結果。

長谷川優貴（クレオパトラ／エンニュイ）

チャラデ新宿御苑が無事グランドオープンしました。

たくさんの人達との出会いで紡いできた場所です。今まで関わってくださった方々全てに感謝です。

僕は昔から基本的に自分のことしか考えていません。周りの幸せを考えるのも、人と人を繋げるのも、その光景を見たら僕が幸せだからです。

常に前しか見ていません。振り抜かずに進むことから、しっかりと周りのことを見れなかったせいで去っていく人もたくさんいました。僕は結構失礼な人間なのだと思います。気を使いすぎたり相手のことを考えすぎた結果、連絡が遅れたり、連絡できなかったり。

失敗や不義理ばかりしてきた人生です。

それでも、常に僕の周りには人がいます。全く成功していない金も権力もない僕について来てくれる仲間がいます。

少し前までは、その財産を信じることができずに常に疑ってきました。でも、最近は当たり前のように信じています。

前回のnoteでも書きましたが、新しい出会いもたくさん増えてきました。

仲が良かった仲間が去っていくのは寂しいです。人には、その人が居心地が良い場所があります。自分に合う場所へ移ることは良いことです。僕も去年はそんなことを考えました。でも、今思うのは少しぶつかり合う人がいたり、全く違う生き方をした人がいたりする場所が僕は好きだし、ドキドキワクワクするなということです。嫌なこともあったりするけど、そこから生まれるパワーってやっぱり凄いんですよ。

ジャンルごとにその職種職種でのやり方や生き方、考え方の癖やパターンみたいなものがあります。その界隈の人同士でいれば安全だし安心で、なにか嫌なことがあれば他のジャンル界隈の人達への批判をすれば自分の安全な場所は保たれてストレスフリーに生きられると思います。それはそれで幸せだし、人それぞれだし批判はしません。素敵なことだと思います。

しかし、僕は余計なお世話かもしれないけど、違うジャンルや違う生き方の人がまざる場所を作りたくなってしまうのです。それを楽しめた人が残ってくれています。でも、楽しめなかった人も少し立ち止まってなにかしらの良さを感じてくれたら嬉しいです。

チャラデはそんな場所です。そして、僕はずっとそんなことをして、人を喜ばせたり、怒らせたりしてきました。これまでは、僕が弱くてしっかりと柱が立っている場所にできていなかったこともありました。去年一年で大分成長して強くなったので、これからは大切な場所と大切な人を守っていけるように頑張ります。

みんなが自由に我慢せずにやりたいことができる時代になってきていると思います。しがらみや上下などがなくなって好きなことを全力でやれる時代。だからこそ、ちょっとしたストレスなんかが必要だったりするのかなぁなんて考えたりもします。ストレスって言い方が良くないかもですけどね。なんか少しのノイズというかそういうもの。
今はこういう考え方批判されるのかもですが、人それぞれですから、自由に生きて本当の多様性の時代がくると良いですね。結局、流れがあってその時代に合った意見の声が大きくなって、それに合わない意見は否定される。その繰り返しですよね。僕は様々な意見を聞きたいです。ちゃんとしたその人の声を聞きたい。

チャラデアーティストサポートプログラムや、エンニュイの一年公演で新しく出会った方々と、これからどんな関係になり、どんな作品や場所ができていくのか楽しみです。

これからも振り返らず、我儘に邁進していきます。ついて来てくれる人達と、関わろうとしてくれる人達に感謝です。このnoteを読んで僕と関わろうとしてくれて出会う人も増えました。今僕に興味を持ってくれている、そこの貴方、お会いできるのを楽しみにしております。

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