#22 異動してきた同期に思う"もやもや"

もうトリプルコンボ。AAA。モヤモヤすぎて、WWWを、禁じ得ない。

10月から同期が自分の職場に異動してきた。結構入れ替わりはある方だが、男の同世代は何かとややこしくなることが多い。
まず、雄としてのその環境下で優位性を保とうする意識がどうしても働いてしまう。自分でも理解はできてるが、コントロールはできないのがもどかしい。敵ではないし、なんなら色々話せるからやりやすいはずだ。と思ってはいるものの、なんとも上手くいかない。

人事部は何かの意図があって、配置したのだろうが、
実にやりにくさしかない。切磋琢磨しろ？うるせ、やりにくさしかねーんだよ。

同期もしくは、同世代が同じ職場、環境下にある時は、異性の方が色々都合が良いことが多い。ここでの話は、いやほとんどことで「人による」は無しにして考えたい。むしろ「人による」は銃口ワードすぎて何も言えなくなってしまう。

話を戻すと、男同士の争、引いては、女同士の争い。まあ同性の争いはどこに行っても絶えることはない。
生存本能が動かす、生存戦略の一つなのだろう。
そういったシムステムは、デフォルトで備わっている。

大体、そんな生存本能が動いている時はビビってることが多い。自分の存在が脅かされると心配してだから。

と、いつもなら人間の大いなる歴史を踏まえて、自分で納得させていく文章になっていると思う。

でも今回は、ちょっと違う感じがする。大いなる歴史ももちろんあるが、それを考えてた上でちゃんと受け入れようと心に決めていた。異動してくるのを1ヶ月前に聞いたから心の準備をしていた。

だからいつもの俺なら絶対に自分からLINEなんかしない。だって興味がないから。

と斜に構えていただろう。でも1週間くらい考えて自分からLINEをした。大いなる一歩だ。苦手な同期に自分からLINEするなんて。

側から見れば、ベイビーステップだろう。だが、俺にとってはジャイアントストライドだ！よしよし。
ここまで大人になったか。俺も成長してんじゃん。

迎えた異動してからの同じ出勤日。

偉そうにしすぎず、されど困ってたらフォローをしつつ、馴染みやすい環境を作ってあげようと。

…ダメだ。もう無理だ。

無理な理由はいくつかある。

一つ。
教えたことをに対して「前の職場では〜」を必ず挟んでくる。すごい。もうその日だけで10回は聞いた。

一つ。
わかったフリをする。絶対わからないだろ！って思っても大丈夫という。わかってるかもしれないが、もう知らん。笑

一つ。
自分の話ししかしない。人の話を聞いてるようで全く聞いてない。質問は自分の話をするための踏み台に過ぎない。「俺もさ〜」ももう何回も聞いた。

初日でこれだけ出てきたらもうある意味満点大笑いだ。

こんなちっぽけなことで無理だと言っている自分が情けなくもなるが、自分の話しかしない人は正直苦手だ。むしろよくそんな内面を話せるなと思う。

そして厄介なのがそこまで嫌なやつじゃないのだ。
むしろ周りからは「良い人」という評価になっている。
そして25歳にして二児のパパなのも強い。
どうして結婚してたり子どもがいるとこんなにも見え方が変わってくるのかが謎でしょうがない。

いい奴なナルシスト。実に厄介だ。

でももうしばらくは一緒にはたらく運命だと腹を括り、
捉え方を変えるようにここ何日か考えた。

一つ。
自分の話しかしない＝俺の話はしなくていい。
話を聞いてもらいたいとも思わないからある意味いいかもしれない。黙っていればずっと自分の話をしてくれるから。

一つ。
「前の職場では〜」が出から流す。いなす。正面で受け止めない。俺はコミュニケーションの合気道を彼から学ぶのだ。

一つ。
圧倒的実力差でぶっ潰す。死ぬほど努力して歴然の差をまざまざと見せつける。そして穏和な態度で対応する。

モヤモヤの正体は、根明は最強。って感じなのか。

これも何かの経験になって数年後に遅れて肩を叩いて「あれがあってよかったろ？」って言ってくれる日が来るんかね。笑

俺らまだ伸びしろしかないわ。