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今月の漫画ピックアップ‼︎ 2022年11月号

さて年の瀬ですよ。1年が過ぎるのはあっという間ですな。個人的には色々あった2022年、どうせ12月も下旬になってくると今年の面白い漫画まとめみたいなこともやりゃにゃならんのでここで止まっている訳にはいかない、やるぞ11月分‼︎ とか言ってたら今日もう12月30日じゃねーか‼︎ 明日には今年のベストを書かねば、行くぞ‼︎

「スナックバス江」より


逃げ上手の若君 8巻

松井先生はまず間違いなく‼︎ この巻はようやく時行が勝鬨を上げるそして……と。素晴らしいカタルシスがあるけど以下次巻、って引っ張りやがるぜい‼︎ 今月のMVP候補でした。


スイカ 2巻

俺が好きなタイプのパワープレー心霊(?)ギャグ漫画。いやもしかしたらギャグでもないのかもしれない。本気でこんな訳わかんない話描いてたら、森とんかつ先生はなんらかの天才。


となりの代理人-フットボール・エージェント-  4巻

能田先生といえば俺が一番好きなのはドタバタSF(少し不思議的な)漫画「おまかせ! ピース電器店」なんだけど、サッカーに対する造詣の深さから来る「orange」や「オーレ!」などはシンプルに面白い。いろんなテーマでサッカーの漫画を描いているけど(この前はなんとスタジアムグルメ‼︎)、今回はまさか代理人をテーマに選ぶとは……

意外性はあっても、中身はいつもの間違いない能田サッカー漫画って感じだけに4巻で終わるのが勿体無いなぁー。能田先生のサッカー漫画は主にJリーグに対する愛がビンビンに感じられるし、もっと評価されて然るべきだと思うんだけど。


白雷の騎士 5巻

「男子高校生の日常」でお馴染み、山内泰延先生のファンタジー漫画。ちなみに前作「罪×10」(実はこの漫画が山内先生で一番好き)でのとあるシーンから読み取るに、ロマサガみたいなことがやりたかったんじゃないかと推測してみるがこれ如何に。

何にせよ、重厚な部分と元来のふざけたギャグシーンの折り合いが付かない感じは初見の人は面食らったのか、5巻で完結と道半ば。これも面白かったんだがなぁ。

虚構推理 18巻

だいたいが城平京先生原作って時点で約束された一本のストーリーにとんでもない結末を迎えるものが多数であるが、これはなんか珍しいというか城平作品らしからぬ本筋よりも霊界探偵家業的な部分が多くあるモノ。そのため、という訳じゃないけど短編的な話が多い分中には無難な話もよくある気がする。面白いけどね。

しかしまぁ今回の話は良かった‼︎ ハッタリと真相、勢いと緻密さやいかにも漫画らしい豪快さ、最終的などんでん返しとまさに城平京節といえばこれって感じが詰め込まれた話だった。今月のMVP候補でした‼︎

カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義 3巻

原案の方はクロサギでお馴染みの夏原武先生、そうは思えないほどって言っちゃあ失礼かもしれないけど、なんかこれ甲斐谷先生がノリノリで描いてそうな気がするんだよなぁ。

元来「ワンナウツ」「ライアーゲーム」で名を売った人だけど、実は本質的には「小田霧響子の嘘」のノリが一番好きなんじゃねーかなと思うくらいイキイキしてそう。それでいて内容はまぁ詐欺とか鼠講的なものがガンガンて。しかも今回は「あれこれって……」みたいな話だし。面白すぎる‼︎ MVP候補でした‼︎

白山と三田さん 4巻

ずっと好きなんだけど、三田さんがどんどんスーパーな存在になってくのに比べて、めんどくさがりなこと以外特に悪いことのない白山くんが割と悪く描かれがちなのがちょっと読んでて嫌かなーとは思ってて。でも今回は彼の良いところが良く出てて結局好き‼︎ ってなった漫画。

ヘルハウンド 1巻

あなたにとっての皆川亮二先生とは「スプリガン」ですか「アームズ」ですか「ピースメーカー」ですか「海王ダンテ」ですか? 俺は「D-LIVE‼︎」の斑鳩くんみたいな能力はあるけど日常生活はトホホ、みたいな感じが一番好きだったので、この作品は久々そんな感じがしない?


令和のダラさん 1巻


人間に恨みを抱えて死んだが、時間が経ちすぎて特に恨みとかなくなった怨霊となんか変わったきょうだい(これちょっと詳しく書けない)の、ちょっと心温まる系の日常話だったりする。なんかいい話‼︎

WEAPONS&WARRIORS 武器と戦士たち 2巻

絵も無骨で、泥臭い中世RPGっぽい話。読んでるとスーファミ時代くらいのRPGっぽい感じを非常に思い出して、なんかノスタルジックになれる面白い作品‼︎ シリーズ毎に主人公が変わるけど、最終的に皆仲間になるなら熱いし、交わらないならそれはそれで群像劇として面白いと思われる‼︎

デッドマウント・デスプレイ 10巻

こんなに自分の中の中2心が掴まれるというか、キャラの数の多さと全貌の見えなさ、それでいてどデカいスケールはなんというか「恐れ入りました‼︎」って感じというか。中2が考えて挫折しそうなことをちゃんと作品にできている感じというか。10巻も出てるのに、全然見えない展開もホントにお見事‼︎

月間MVP  スナックバス江 12巻


ここ数年一番好きな漫画だって言い続けてるのにイマイチ月の代表になることが少ないよね。まぁもちろんそれだけ雑に扱っていい漫画であるのは間違いないんだけど、やっぱ面白い‼︎

10巻では新キャラ出てきたり某逮捕とかあったりしたと思いきや、11巻では特に何事もなかったかのようにいつもの感じ。そして珍しく年3冊目となった12巻もやはり安定のいつもの感じで一才の学びはなくただただ意識の低いギャグのみが詰まっている、恐らく最もnoteというプラットホームから離れたところにあるのがこの作品。マジでサイコー‼︎ 皆読んで‼︎

文句なしの月間MVPでした‼︎


その他の漫画

「ウィッチウォッチ 8巻」カンニコチャンネルの話は鉄板で面白いですな‼︎

「ローカル女子の遠吠え 9巻」昔よくまんがタイムの4コマ読んでたけど、今やこれくらいしか読んでないかも。なんか好き。

「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット 3巻」安定の中身のなさというか全部猫とでもいうか、とても素敵です‼︎

「空のグリフターズ  5巻」加藤元浩先生の久しぶりのストーリー漫画、次で終わりなのかな? 多分ここまでまだ助走というか、多分最終巻で見せてくれるはず‼︎

「Q.E.D iff-証明終了-  23巻」久々2編とも後味悪い感じで、やっぱQ.E.Dだなって感じで良かった‼︎

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