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2019/1/3 午後13時30分頃のブラブラ

ひたすらマイペースに、前回の続きをお送りいたします。
予習で前回の最後の写真を見ておくこと推奨です~

前回の最後の写真にチラっと写っていた加茂川橋のたもとにあるお店。
ここには時計屋さんがありました。小学生の頃からの大いなる謎なのですが、このお店の名前が今もって全く読めません(汗 それはそれとして、この建築物の立地的なものと、和洋折衷的な佇まいを個人的にはかなり気に入っています。

こちらも前回の最後の写真にチラっと写っていた旅館・鶴乃屋さん。
写真を撮るためにあらためて観察してみましたが、古い旅館の風情たっぷりの外観は一朝一夕で作り出せるものではありません。ガラス戸、その扉をしまう部分の装飾、正面玄関上の屋根部分などなど、「こういったものを作れる大工さんは今いるのだろうか?」と考えてしまいました。

猪込肉屋さんとリカー&フードはばらさん&デザインに特徴ある街灯。
この地域の食料品店といったらこの2店舗。そういえば、田舎のお肉屋さんといえば一緒にコロッケやハムカツなどを販売していることが多いです。私も、そろばん塾に行く前に買い食いして夕飯までのつなぎにしていました。(そういえば、都会で個人商店のお肉屋さんに行ったことがないです。汗)

1つ前の写真の方を振り返って撮影。
歩道がとにかく狭いので歩く際には注意!写真の一番奥の突き当りにある店舗は太平堂という駄菓子屋さんがありました。この地区に遊びに来た時には私も駄菓子を買いに度々立ち寄ったものです。

都坂呉服店さん。現在、営業されていなかったと記憶…。
数年前から鴨川の市街地を歩いているのですが、以前は呉服屋であった店舗・呉服屋さんがあった場所というものが結構あって驚きます。服の歴史について詳しくないのですが、洋服が普及する前は「服=呉服」だった時代があってのことだろうと思いを巡らせました。

都坂呉服店さんの店舗一部分拡大。(*)
特注の瓦だと思われる部分。これだけを見ても呉服屋さんが昔どれだけ凄かったのかを垣間見る思いです。今現在、こういった瓦を特注出来るような個人商店が市街地にあるかどうかを考えてしまいます。

山安商店さん。ここも駄菓子屋&食料系雑貨屋さんでした。
思い返すと、中学2年頃までは度々この地区の駄菓子屋に足を運んでいました。駄菓子屋の軒先には50円で遊べるゲーセン台があり、市内のゲーセンが1プレイ100円だったことと、市内ゲーセンとは違うラインナップだったこともあり多いに楽しませて頂きました。それと、ここ山安商店で特筆すべきはあの「新幹線ゲーム」が置いてあったことです。

店服呉屋枡さん。
「ますや」と読むと思いますが「ます」の漢字が旧字体かもしれません。市街地に現存する右から読む看板は、このお店だけと記憶しています。私的に重要文化財認定しています。

番九話電」とありますが、これは市内の電話番号が一桁だったことがあるということなのでしょうか?わからないことだらけですが、鴨川の歴史の貴重な1ページであることは確かです。

何かのお店だったと思われる建物。
いつ頃に建てられたのかも不明なのですが、建物上部の窓のデザインなどはかなりセンス高いです。昔に建てられた建築物の方が現代のそれよりも個性的な「顔」があるような気がしますね。

それにしても、大分久しぶりにこの地区を歩いてみて、更地になってしまった所が結構あり驚きました。中学生くらいの時などに写ルンですなどで撮影していたら…と若干ではない後悔があります。

大浦バス停。(おおうらばすてい)
写真のバス停脇、味のある石垣に沿って数m真っすぐ進んだところに右脇に入る曲がり角が見えると思います。そこから坂道を登っていきます。

このバス停のある場所。以前は朱色の大変立派な門があったのですが、数年前に取り壊されてしまいました。撮影しておかなかったこと大変心残りではございますが、その姿をグーグルのストリートビューで確認することが出来ます。いやはやの、グーグル様々!いい仕事してくれています。

先程のバス停写真の向かい側にあるバス停と建造物。
この建物、昔から気になっているのですが謎だけが残っています。パッと見た目での印象は銭湯っぽく見えます。

この時間帯にブラブラしたこの地区。
子供の頃に親戚の方に伺った話では「ずっと昔はここが街の中心地」だったとのことです。漁業を中心に栄えていた頃のことになるので、相当な昔の話…最低でも大正時代くらいになるのでしょうか?電車の開通が1925年のことですから、それ以前となるとそのくらい程度には昔になりそうです。

鉄道の駅が出来たことで街の中心が駅周辺に移り駅を中心に栄えた時代があったという事実があります。そして現在、約半世紀ほど前にバイパスが出来たことでまた街の中心が移り変わっていきました。今後どうなるのかわかりなせんが、長い目で観察していきたいと思います。

ちなみに、今日のブラブラ旅の出発地点。安房鴨川駅のあったあたりは昔は湿地帯で、それこそ今駅裏に建っているイオンのあるあたりなどは、現在の光景からは信じがたいことですが1985年頃まで沼っぽい場所でした。ちょうどその駅裏が再開発される直前の2~3年くらい、私も駅裏にザリガニやどじょうなどをよく採りに遊びに行ったものですが、もうそんな頃の駅裏を知っている人も少なくなりました(汗

※付録:街中ブラブラ対策
1:歩道が狭く道が曲がりくねっていて危険度高いので要注意!
2:市街地にトイレが無いので、加茂川橋近くのマリーナにあるトイレで一度用を足してくることを検討していいかも。
3:飲み物を買える場所が限られるし、自販機で買うにも硬貨のみというケースも十分にありえる・・という点を考慮しておいた方がいい。

撮影場所:千葉県鴨川市加茂川橋~大浦バス停(貝渚地区)。
カメラ:FUJIFILM X-100F
    (*)Nikon D3200+キットレンズの望遠55mm~200mm

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