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受験生の頃の話(その13:最終回)

ぶっつけ本番の小論文で奇跡の大学合格を果たした高校生のじゅんじゅん君。結果を担任に報告し,残すは・・・

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合格したのは嬉しかったけれど,結果が出たのは3月後半。10日ほどで4月からの準備をすることになったので,急に忙しい毎日となりました。

まずは大学に入学手続きへ。新年度までの期間が短いので,手続き期間もかなり短く,2~3日で必要な書類や学費を納めに行かなければいけませんでした。とは言っても,不合格だった場合でも現地で寮の手続きなどをする予定だったので、元々予定していた日程にプラスアルファとなっただけで済んだのは良かったです。

次に,一度学費を払い込んだ予備校の窓口へ。事情を話すと全額現金で返ってきた(ような気がする)。数日前には予備校選びについて母と意見が割れ,投げつけられてハラハラと舞った72枚の諭吉さん,新生活に向けて何かとお金がかかることは覚悟していたけど,こうやって1年分の金額を目の前にすると,あらためて合格の実感が湧きました。

次は住む場所の確保。学生寮は門限などがあって自由がきかないと聞いていたので,部屋を借りて1人暮らしをすることにしました。時期的に優良物件は軒並み契約されていたのだけど,かえって選択肢が限られていることで即断できたので良かったかな。1階の部屋だったので危ないし親が渋ったのもわかるけど,当時の自分は何にも考えていなかったしそういうこと知らなかったからなぁ。物事を知らないって怖いなぁと今更ながら思います。

そんなわけで,限られた期間でかなり急ぎ足ではありましたが,新生活への準備を進めていきました。本当は前期試験で合格できていればもっと楽しく物事を進められたかもしれないのですが,もう一年受験勉強をするよりははるかにマシだったので,本当にツイていたと思います。

さて,こうやって合格発表後の様子をまとめているうちに,ある程度準備が落ち着いた頃,お祝いを兼ねて家族で市内のホテルに中華を食べに行ったことを思い出しました。
調子に乗って杏露酒(しんるちゅう)を頼み具合が悪くなって30分以上もトイレに引きこもり,フラフラになって家族に怒られながら帰ったなぁ。
今なら未成年にお酒を出すお店も親もいないとは思いますが,あまり家族で行動することがなかった我が家の貴重な楽しい席でやらかしてしまったあたり,子供の頃から残念な自分であることは変わらなかったんだなぁと自嘲してしまいました。

さて,なんとなく書き始めた大学受験に関わる内容,気付けば13回を数えました。もう25年以上前のことなので,記憶が違っている部分もあるかとは思いますが,僕なりに色々あったことはお察しいただけたと思います。若かりし日のじゅんじゅん少年にクスッとしていただけたら何よりです。

自分でも書きたいことが増えてしまって「いつ終わるの~?」と友人にせっつかれたりもしましたが笑,とりあえず今回で終了です。全て読んでくれた方,お時間無駄にさせませんでしたでしょうか??笑

そもそもはじゅんじゅんの大学時代はどんなんだったの?という友人との会話から始まったこの投稿ですから,次からは大学生活の話に入ります。こちらもダラダラ続くと思いますが,お付き合いいただければと思います。

ということで,長い間ご愛読ありがとうございました!

では,また明日!

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