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ブルーハーツ祭が終わりました

出演5バンドの演奏曲全てが被りなしというイベントでした。
ブルーハーツ初心者の僕は退屈せずに過ごせるか心配していましたが,そんな心配は杞憂だったと確信できる楽しい時間を過ごしました。基本的に初めて聴いた曲でもリズムが取りやすく,お客さんも乗りやすいので盛り上がりやすいこと,参加したどのバンドも一定レベル以上の演奏をしていたので聴いていてストレスを感じなかったことなどが理由だと思います。

さて,僕はと言うと今回演奏した曲は元々キーボードが入っていない曲ばかりで,メンバーからはできるだけ原曲に近い感じを出したいようなニュアンスを言われたので,余計なことをせずにとにかくコードを押さえて行こうという方向で考えていました。
ただ,電子機器を使うことでピアノ以外の音色が出せるため,想定していなかったロックオルガンの音色で弾くことになり,音楽の作り方をガラッと変えなければいけなくなった中どうしようか考えていたのですが,結論は出ず,結局本番まで困惑が消化されないまま演奏を始めることになってしまいました。

それでもはじめの数曲は当初の打ち合わせどおり地味~な音使いで弾いていたのですが,スタジオで練習した時とは聞こえ方が違い他の楽器とも音が被ってしまうし,コードをなぞるだけではあまり居る意味がないし音楽的にもつまらないと感じてしまったので,途中から思い切って音色をピアノに変え,リズムを刻む方向にシフトしました。
ぶっつけだったのと曲をしっかりと自分の中にインプットできていない所があり,結構な不協和音を生み出してしまったような気はするけど,演奏後,メンバーからは良かったよーと言ってもらえ,自分だけの判断で方向性を変えたことに苦言を呈されなくて一安心。

誰かと音楽をやる時,特に時間が限られている時には,自分より曲を聴きこんでいる人の言うとおりに作っていく方が近道だと思っているので,こうしてほしいと言われたらできるだけその方針に沿った音作りをしていくのですが,今回に関しては自分が周りの人としっかりと結論を出すための会話をしないまま本番を迎えたのが反省点かなぁと思います。

原曲に近付けるために突飛なことをしないか,プラスアルファとして新しい音を入れ込んでいくか?これはオリジナルにキーボードの音が使われていない時にどうしたものかいつも迷うところなのですが,あまり原曲にこだわらず思うままに作っていった方が良いのかもしれないと,次回以降の良いヒントになりました。

色々書きましたが,楽しい会になったことは間違いないし,どうやら夏ごろに第2回目のイベントをやることがもう決まったようです。スケジュール空けとかないとな。

では,また明日!

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