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樺沢紫苑先生の「言語化の魔力」を読んでみた。

樺沢紫苑先生の「言語化の魔力」を読みました。

樺沢先生といえば「アウトプット大全」などでビジネス書でも昨今はとても有名な方ですね。
ただ私自身、まだ読んでおりません。
(ビジネスパーソンにあるまじき行為・・・次回読みます。)

この本では「言葉にすれば悩みは消える」をテーマにしており、
精神的に苦しんでいる方だけではなく一(イチ)ビジネスパーソンにとっても大変役立つ書籍です。

その中でも印象に残ったこと ↓

「物事をニュートラル(中立)に見る」

自己啓発書でよく紹介される「靴のセールスマンの話」の話に触れています。

南の島に、2人のセールスマンが派遣、現地に着いた2人は茫然。
そこの島にいた人々は皆靴を履いていなかったのです。
セールスマンA「ここの人々は誰も靴を履いていません。ここで靴を売るのは無理です!」
セールスマンB「誰も靴を履いていません。この島の靴市場は無限大です!この地で靴を履くことを啓蒙すれば靴は飛ぶように売れるでしょう!」

ビジネス書ではBが「ポジティブ思考」として正とされますが、樺沢先生曰く「ポジティブ心理学」としては間違いとのこと。
「誰も靴を履いていないから靴が売れる」は何の根拠もないただの楽観主義、一か八かの博打と同じです。
最初から諦めるのではなく、且つ無理して「チャンスだ!」とも思わない。
やるべきことは自分の先入観・バイアスに流されずに根拠・データを集めて現状分析、冷静に判断すること。
つまり物事をニュートラルに見る=ポジティブ心理学でいう真の「ポジティブ思考」です。

 
多くの人が毎日仕事において沢山の意思決定をしています。
私としても普段から冷静に分析、意思決定を心がけてるつもりですが、タイミング・勢いが大事な時は多くありますから、
ケースバイケースで両面の判断を上手く使い分けて仕事していこうと思います。

年末に差し掛かり来年の動きを大きく左右する意思決定が多くなってきているので
早速樺沢先生の言葉を胸に行動していきたいところ。

樺沢先生の書籍は具体的なアクションプランがあり即実践できるところが嬉しいですね。
(中々上手くできませんが。。try&errorで励みます。)

ビジネスは突き詰めていくと心理学に行き着く。
最近改めて感じます。

今後、読んだ本はnoteに書いて積極的にアウトプットしていこう。自身のために。

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