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井伊のくにへ。

春馬くんが直親として出てくれた
2017大河ドラマ『おんな城主直虎』。
少し前にSNSの情報として今月14日㈰に井伊の地元での展示が一部終了すると知った。浜松は私の地元からも日帰りが可能な場所。それでも昨年から展示されていることは知っていたけれど、まだ一度も行ったことがなかった。そう知ったのは数日前。平日で行けるのは10日の水曜日か12日の金曜日のみ。天気予報は雨の予報もあったけど。急遽行くことに。
新幹線でも行けるけれど。地元から在来線のみで行くことに。
朝一番の電車で行こうと思っていたけど少し疲れがありいつもになく寝過ごしてしまった。予定よりは少し遅れたけれど何本か電車はあるので調べて出発。

平日だとちょうど朝のラッシュに当たる時間。浜松までは一度豊橋で乗り換えるだけの便にきめた。朝のうち少し体調が良くなかったので、いつもなら立って行くのも平気だけど。ラッシュの中で行くのはやめてずっと座っていける各駅停車の電車を選んだ。豊橋までは一度も歩くこともなくゆっくりできた。そのうちに体調も良くなっていった。

電車の中ではボイストレーナーの先生が作ってくださった大河ドラマ『おんな城主直虎』の中で直親(春馬くん)が吹いていた横笛の映像とともにそこに流れていた音楽をイヤホンで聞きながら過ごした。そのメロディがとても落ち着いて好きになった。『Twinkle Twinkle Little Star』つまり「キラキラ星」のメロディを基調に作曲された音楽。ビアノ演奏を主に管楽器と共に作られていた。
2時間以上も、席も立たずにのんびりと。

豊橋で乗り換えて浜松駅まで。
途中、弁天島の駅あたりでは浜名湖も見えた。大きさでは滋賀の琵琶湖。茨城の霞ヶ浦。静岡の浜名湖。の順?
私の地域は海も湖も近くにないので特別な感じがする。

浜松駅を降りてすぐに井伊谷へ行くバス停の時間を確認に行く。


バスターミナルに行くまでにあった噴水
樹木で作った家康様の後ろ姿
見どころの案内板


今年の大河ドラマ『どうする家康』絡みの宣伝


バスターミナルは地域によりずいぶん形式が違う。しかも私の地域には市バスがない。移動は最寄りのJRか私鉄。それか車移動。隣の市には、市バスがある。まず乗る機会がない。なのでバスに乗ることに慣れていない私。

井伊谷へのバスは1時間に1本だった。駅でお昼ご飯を食べるつもりだったが時間があまりなかったからバス停でバスを待つ。しばらくしてからネットで調べたバスが到着。ほぼ初めての浜松駅からバスに乗り私がこれから行こうとしている『おんな城主直虎』の舞台になった井伊家の場所。その展示物があと数日でなくなるから来た。どのくらいの距離かわからず乗った。バス亭はとても細かくありバスというのは利用者の方にとっては便利な気もした。市内を通り少しずつ自然な場所へと。遠くに見えていた山もだんだん近くに。確か1時間30分近く乗っていた気がする。展示物されている施設は神宮寺というバス停が最寄り。神宮寺というバス停で降りた。



「地域遺産センター」はバス停からすぐ近くと調べていたけれど。建物が見えず電話で確認。ほぼわかったのですぐ近くのコンビニへ。周りを見渡しても食べ物屋さんはなく。あっても休み。コンビニで簡単に食べられるものを買って歩く。またいつものように少し迷う。
迷った先に誰もいない公園が。屋根付きのベンチもある。雨はふらなかったけどにわかに風が吹いていた。それでもマフラーや帽子をしてダウンジャケットできたので外も平気。一人旅を始めた2020年頃はコロナ禍もひどく、よく公園でおにぎりを食べることが多かった。というかコロナ禍のためお店に入るということはムリで外の公園で食べることが私の中では当たり前になっていた。
すぐに食べ終わると公園の隣にお寺があった。
なんとなく近くまで行ってみた。誰も住んでいないようなお寺。入口も入れないようにしめてあった。
『妙雲寺』。禅宗の臨済宗のお寺だった。今から20年以上前に亡くなった母の名前に「妙」という字が使われていた。そして母の故郷のお寺は禅宗の臨済宗。一緒だな〜と想い周りをぐるっと歩いた。


公園から見えたお寺
中の様子
妙雲寺の門


妙雲寺入り口

電話で「地域遺産センター」の方に道順をお聴きしたのでその後急いで行く。後でお聞きしたことは、電話を受けた方がどれだけ経っても私がつかないので心配して外を歩いてくださったとか。迷ったのは確かだったけどお昼ご飯を食べたりしていたから主だたより遅くなってしまい申し訳なかった。

少しバス停から離れたために山が見えて山の麓に3階建の大きな建物が見えた。あそこだ!とわかりバス停からも近かったことに気がつく。バス停を降りた場所では家がありあんなに近くなのに建物が全く見えなかったけど。公園に行ったことにより見つけることができた。

途中に美しい椿が咲いていた。この花は確か以前に教えてもらった「乙女椿」?色合いも美しいけど花びらがとても品が良いからいつも目に留まる。乙女椿の花言葉は「ひかえめな美しさ」春馬くんは男性だけれど。思い起こせば。舞台でもあんなに華やかな立ち回りをしたり。ローラになってくれて赤いドレスもバッチリ似合って歌声もダンスもピッカピカだったけれど。映画でもかっこいい役柄をしたりしても。私の中では、
「ひかえめな美しさ」が魅力的だった気がする。そんな事を想うと。たまたま垣根に咲いていた「乙女椿」だけれど。
今日朝から出かけてきて展示物がある「地域遺産センター」に着く前に春馬くんに出迎えられたような不思議な気持ちにもなった。思いっきり自分目線の想いです。


前から好きだった「乙女椿」の美しい花びら




地域遺産センター。

建物に着いてすぐに2階へ。
2階に展示物もあり入口にガイドしてくださる方や学芸員の方もいらっしゃった。私は春馬くんのファンであるけれど。昔から大河ドラマを観ることが好き。『おんな城主直虎』は、ほぼ全部見ていた。子役から始まり、おとわ亀之丞たち3人の可愛らしさ。その後の過酷な運命。いつも直親が吹く笛の音が物悲しくいろいろなことを想える時間だった。
戦国時代の厳しさの中に翻弄されたストーリー。でも直親死したあともその心は生きているな〜と何度も感じた。

春馬くんの笛を教えていた師匠の方が昨年11月に鎌倉長谷寺にて演奏会をされたとのこと。はじめこそ吹けなかった笛も努力して自分で吹けるようになった春馬くんだったらしい。天国の彼に捧げるといったあと演奏をされたと、ボイトレの先生に教えてもらった。いつも春馬くんはお仕事の中でも懸命に努力をしていた。素敵な笛の音だったね。


その後は井伊家の系図を見たり歴史のものや大河ドラマの中の役者のことなど。ゆっくり見て周った。平日のお昼前後だから特にすいていて他に数人のお客様。2階では私一人だったこともあり、私の方からガイドをされる方に質問をしたり、見ている時に声をかけてもらって井伊の歴史を教えてもらった。
一つ一つのコーナーをゆっくりと見ることができた。今回は車移動ではないのですが、ゆかりの場所をいくつか教えてもらった。その時公園でお昼を食べた時に見つけた「妙雲寺」はゆかりのお寺だということを教えてもらった。他には歩いていける「龍潭寺」と「井伊共保し出生の井戸」かを歩いてすぐに行けるところと教えてもらった。
地図をもらい色々なお話をきいたりこちらから質問もしたこともあり、お世話になったお礼をいい地域遺産センターを出て歩く。



直虎の衣装


少し歩くと地図の通り神宮寺川があり橋を渡る。川は私がいつも見る川と違い黄土色の岩のようなものがところどころに見えた。橋から見て右手にはまだ新しい住宅街があるが。左手は森になっていて確か井伊谷宮という神社。そちらだけ見て川の遠くを見るとはるか昔とあまり変わらないような景色が目に入る。ここにいた井伊直虎や直親の姿が浮かぶ気がした。大河ドラマの中で家を守るために身を守るために姿を隠していたのが信州だったこと。(私の両親は信州の出)井伊谷からは信州街道があり伊那の方にも行きやすい土地柄だったことも信州に身を隠すいわれがあった?子どもの頃からの出来事だから信州には受け入れるところがないと無理なわけで。そこを調べて深堀りしたくなる。母の故郷の木曽谷の妻籠は妙心派臨済宗。井伊家とは同じ宗派のお寺だったことも何か縁があるのかも?と想ったりする。想ったりしたくなる。
成人して井伊谷に戻ってきてこれからというときに討たれてしまった場所は掛川だったこと(私の姑の出は掛川)ドラマの演出ではあると想うけれど。討たれてしまった直親(春馬くん)がもう一度立ち上がって「井伊はどっちだ!」と言って歩いて行こうとした後、力尽きてたおれた。その無念を感じてしまった。ゆかりのお寺は母の故郷とお寺と同じ禅宗の臨済宗だったこと。ゆかりのお寺の『妙雲寺』の一字に母の名前の一字が入っていたことなど。今日ここに来て結びつけたくなる新たにわかったことがいくつかあった。


はるか昔からある神宮寺川
橋から井伊の山が見える


道路右手に井伊谷宮。年末年始からお正月にかけてあった神社の行事のための片付けを地元の長老の方々がしておられた。長野の両親の故郷では「どんど焼き」で今頃の時期に飾ってあった鏡餅やみかんなども神社のお焚きで焼いていた。実際に行くのはいつも祖父。この焼いたものを食べると体に良い!と言われながら焼いたみかんも食べた。子どもの頃食べたその少し香ばしいあったかいみかんの味は覚えている。ずいぶん前には今住んでいる地域でも「どんど焼き」に行って前の年の御札やおもちを焼いたことがあったが、みかんを焼く人はいなかったから長野だけなのか?祖父だけだったのか?今はわからない。
そんな事を想いながらそこで作業されていた地元の方に龍潭寺や井戸の場所をお聞きした。すぐ向こうにあることを教えてもらう。井伊谷宮と龍潭寺は隣同士だった。右手に龍潭寺を確認しながら井戸がある方に向かった。


駐車場入口にあったお寺の看板


お寺から少し歩くと左手に井伊家の井戸の案内板があった。道路を渡り歩くと一面田んぼが広がる。何年か前に見たことがある風景。たぶん2017大河ドラマ『おんな城主直虎』の頃にTVにてリポートした番組を見た時に井戸の紹介もされたんだと思う。田んぼの真ん中に建物がありそこを進むと井戸があった。橘の木があり金柑より少し大きめの橙色の実がなっていた。井戸は蓋がしてある。直虎たち3人が井戸の周りで話していた微笑ましい場面を思い出した。大河ドラマでは微笑ましい場面ばかりでなく。おとなになってからは哀しい場面も。心ときめく場面も。


田んぼの中に。
橘の木とともに
井戸


その後さっき通り過ぎた龍潭寺へ。あらかじめ浜松駅まで行くバスは一時間に一本しかなかったのでスマホで記録しておいた。午後4時代のバスに乗る予定をしてお寺へ。


龍潭寺の門

龍潭寺の門から入る。門の手前にはまた美しい花びらの今度はサザンカのお花が植えてあった。サザンカは椿とそっくりだけどハラハラと花びらが落ちる。すぐ下はその色の絨毯のようになる。椿は花ごと落ちる。それに咲く時期は似ているけどサザンカの方が少し早い気がする。『たき火』の唱歌は冬の唄だけど2番は「♪サザンカ サザンカ咲いた道 たき火だ たき火だ おちばたき あたろうか あたろうよ しもやけお手々がもうかゆい♪」と歌っている。


すぐ下の地面には花びらが落ちていた

門をくぐると右手と左手の道があり右側の看板に順路と書いてあったので右へ。少し上がると正面に建物。入口で拝観料を払い靴を脱いで上がらせてもらう。
 大河ドラマ『おんな城主直虎』の井伊家の時代は戦国時代。家康との絡みも多く。昨年の大河ドラマ『どうする家康』が表現していた時代とかぶる。
子ども時代を演じた寺田心くんは直親(春馬くん)の忘れ形見として井伊虎松役を(将来の井伊直政)。父親の直親が家康との内通を疑われて、今川氏真に討たれたあと血筋である子どもの虎松(直政)は殺されるところをなんとか生き延びてその先は直虎(柴咲コウ)の養子となり育つ。直親と同様小さい頃から世の中の争いごとのために翻弄された虎松(直政)。その為もあり幼い頃、母親しのとも別れ別れに。その時に龍潭寺にある御神木の梛の大木の葉っぱを託したとも。普通の葉っぱと葉脈は中心から二手に分かれている。梛の木の葉っぱの葉脈は二手に分かれずに並行になっている。そのことから別れないという縁起の良い葉っぱとされていて縁をきらない。縁結びと言われているらしい。さっきそのお話しを地域遺産センターのガイドの方にお聞きしてきた。梛の大木の下に落ち葉があれば拾ってきてもいいですよ。と。その大木は下から見るとほんとに大木で幹も年月を思い起こす。はるか昔から井伊家の人たちを見てきたんだと想った。ふと足元を見るとまだ枯れていない緑の葉っぱがあった。一枚だけ。拾って見ると葉脈がすべて横並びに。梛の木の葉っぱ!
お辞儀して落ちているものを一枚だけいただくことにした。私は植物の中でも葉っぱの形が好き。一番好きな葉っぱは
かつらのハートの葉っぱ。紅葉したばかりの頃に赤や橙や黄色に次々に変わる色がほんとに美しい。形も丸っこいハート型。紅葉を見逃すとすぐに枯れてしまうので。その頃をめがけて近くの公園に行くのだけれど遅すぎたり全部葉っぱが落ちてしまったあとだったりする。一度見ることができた葉っぱたちはほんとに美しかった。国立大学の後が公園になった場所だから大木だし何本かあり毎年楽しみにしています。
ちなみに昨年の大河ドラマ『どうする家康』では井伊万千代役(井伊直政)として板垣李光人(いたがきりひと)くんが初登場にて家康に襲いかかるシーン。
その時は父親の死について恨みを持っていたのか?その後家康の元で家臣として取り立てられて活躍をして立派に井伊家を再興させたとのこと!


帰りに見た梛の木
御神木としての威厳がある
圧巻の梛の木

話の流れで帰りの道に見ることができた御神木の梛の木について書いてしまいました。

話は戻り見学の方は私以外にお一人。ゆっくりと井伊家の歴史を見させてもらった。時々お参りするところがありそこでお参り。歩きすすむと扉がはなされて渡り廊下のようなところから庭がみることができる場所へ。座布団がありそこに座り音声に耳を傾けた。庭にはとても意味があり井伊谷の縮図のように作られているとのこと。その中には願いのような想いがあるようだった。最後によったところは井伊家の墓標のある場所。

井伊家のお墓はさっき寄った地域遺産センターに説明があった。戦国時代の動乱に巻き込まれて若くして討ち死にすることも多かった時代。それでも井伊家の代々の方々が何百年経っても龍潭寺にて眠っているという事実や直親の忘れ形見の直政が井伊家を再興したという事実には少し安堵するような気持ちにもなった。

お寺の建物から出て歩く。帰りは来た時と違って向かって右側から。歩いていると下の方に葉っぱがありすーっと茎が上に伸びその一番上に葉っぱと赤い実。これは万両?前に住んでいた家にあった。それでもこんなに茎が長くなく下の方でひっそりと赤い実をつけていたし葉っぱも千両とは違っていて下向きな感じで少し暗いイメージがあった。たまたまお庭の手入れをされている方がいてお聞きしてみた。もしかしたら茎が伸びるように途中の葉っぱを選定しているのですか?と。すると全くしていなくてすーっと伸びたあと上の方だけ葉っぱ少しと赤い実がなる頃には自然に途中の葉っぱは自らハラハラと下に落ちるとのこと。ずっと家にあった万両は日陰のためかあまり伸びていなかっただけなのかも?と想った。180度イメージがかわった万両✨


上の方だけ葉っぱと赤い実がある万両
下にある葉っぱはツワブキの葉っぱだと思う


その後、御神木の梛の木に出会った!
そのことは少し前に綴りました。


御神木の梛の木


ふしぎな葉脈の梛の木の葉っぱ


もう少し見ていないお庭もみたかったけど。入口にあったお土産屋さんが3時30分までだったのでそれまであと15分。お店では、味噌饅頭や直親が青葉の笛を吹いているイラスト入りのここらで採れた緑茶を二袋購入。ゆかりのある場所にて買いたかったから。井伊家のお墓のある龍潭寺には、きっと春馬くんたち役者の方も来たのではないだろうか?
帰ったら家の春馬くんコーナーに味噌饅頭と青葉の笛イラスト入りのお茶をおいてみようかな〜。と想った。

さっき来た道を戻る道すがらあちらこちらに。私の地元では野菜などが一袋100円で購入できる場所はある。井伊ではさすがのみかんの県だけあって、普通にみかん🍊一袋だいたい100円で売っていた。家によっていろいろな種類のみかんがあるのでちょうどいい大きさのみかんを購入。もっと買いたかったけど袋がなかったので一袋だけに。家に帰ったらとても美味しかったからもう一袋買ってこればよかったな〜なんて思った。

また神宮寺川を渡る。まだバスの      出発の時間まで時間があったので。バス亭に着く前に飲み物を買うために朝寄ったコンビニへ。あったかい飲み物を買い出てくると入口あたりに赤いバッグを持っている方がなにかを待っておられた。
コンビニとは反対側に渡り浜松駅行きの一時間に一本のみのバスを待つ。お天気は雨も降ることなくお昼ごろにあった風もやみどちらかと言うとこの時期にしてはあったかくなっていた。私はマフラーとベレー帽を持っているので一応つけていた。あったかい飲み物を飲んで待っていると。先程コンビニにおられた赤いバッグを持っていた方もバス停へ。もしかしたら私みたいに直虎の展示物を見に来た春馬くんファン?そう思うとすぐに声をかけてみた。さっきコンビニでバスを待たれていたんですか?もしかしたら春馬くんファンですか?
違っていて仕事帰りで帰りはバスで帰られるとのことでした。
私はもうすぐ展示が終わるときいてはるばるの地域から来た春馬くんファンということをお話した。私は一人旅も好きで話さなくても大丈夫なんだけど。お話も大好き。その方がとても聞き上手で私が話すことをニコニコときいてくださった。その方の同じ職場の方がとてもファンで大河ドラマのときに会場での催物で春馬くんを始め他の役者さんたちが来てトークショーをしてくれた時も行ったとのこと。とても羨ましいお話しも聞くことができた。このnoteの名前も春馬くんの「はる」と洋子の「よこ」をとって「はるよこ」と名乗ってきた。そんな話をするとその方が私も同じ名前と言われた。その後は話が合って。バスが来てもバスの中でさっき出会ったばかりと思えないほどいろいろお話しをさせてもらった。その方は途中で降りられるので何だかもう会えないのかと思うと寂しい気持ちにもなってしまった。バスの中からもサヨナラをした。

1時間以上バスに乗り浜松駅へ。時間は6時近く。バスターミナルから降りてエンテツと書いてあるビルにて早めの夕食を食べて外に出た。暗くなっていてそこから出ると新浜松駅があり、朝降り立った浜松駅がわからなかった。出た方向が反対側だったかも?と思いまた少しウロウロしながら朝降り立ったJR浜松駅へ。
豊橋まで行きそこから新快速で最寄りの駅へ。ラッシュの時間帯ではあったけど豊橋市始発だからまた座って帰ることができた。またあは聞いてきた『キラキラ光る』のメロディを聞きながら帰ってきた。家に帰ったのは9時30分。家族は煮込んであったおでん🍢を。電車の中であった不思議なお話をしたりして次の日の仕事に備えて早めに休みました。


思い立って行った日帰り旅。結果的に雨の予報は外れてお天気もよかった。

今大変なことがあちらこちらで起きているのに。出かけてしまうことに申しわけなさも感じつつ。行けることに感謝の気持ちを忘れずに。またどこかでなにかのかたちでお返しできたらいいなとも想います。

2016年の夏にローラの春馬くんに会って心底驚いたあと。私も待ちに待っていた大河ドラマの主要な役柄として直親になってくれた春馬くん。ほんとに頑張っていましたね。撮影は今からだとずいぶん前になりますが。同じような時期に『キンキーブーツ』のローラで洋風のヒールの高いブーツでダンスをしたり歌を歌い。大河ドラマで武士の直親になり横笛も練習して吹いていたこと。今から考えても何もかもその生き方や頑張り抜く表現者としての心意気が愛おしくて仕方がありません。

今回思いつきで行った旅ではあったけれど。やはり実際に行くとそこで体感としてわかることの多いこと。そこでしか出会えない人。そこで初めて知ること。
いつもならそんなに訪れる方も多くない井伊の街。大河ドラマ『おんな城主直虎』や昨年から展示されていることをきっかけにいろいろな地域から訪れる人が多かった。地元のガイドをしてくださる方や係の方々の御苦労は色々あったと想像します。今回遅くなったけど行くことができて良かったと思っています。また違う角度から井伊家のことを勉強させてもらいました。そこに関わる事があった春馬くんのことも想いはせることもできました。色々教えてくださり感謝しています。


いつも誰かにお世話になって無事に過ごせることに感謝してこれからも旅をしてみたいと想っています✨🌸🐎





 



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