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私によく似た娘のイライラさんと向き合う日々

子育ってってなんだろう・・・。難しい。1人になりたい。静かにして。見て分かって。日々そんなことを思っている。
私は大人で親だから・・・。きっとそうして自分を縛って、挙句こどもとのコミュニケーションをおろそかにしてしまうことも度々ある。
私が1人の人として堂々と想いを伝える事。そこに親も子もないなとようやく実感してきている。それに、お互いがとても好きで優しくし合うのにも、親も子もないなとも思えてきた。3歩進んで2歩下がりながら、人同士の関係性をこどもに学ばせてもらっている。

7歳の娘が、今日「さっきはごめんね」と言ってきた。私が隣の部屋で仕事をしている時、7歳の娘と5歳の息子がトランプ並べや紙コップ並べで遊んでいた。7歳の娘は、私やパートナーや近い大人や友達の使う、口調や言い方を真似して感情を高ぶらせてしまうことがよくある。遊びながら、大きい声や、命令口調で弟に話しかけてしまう。仕事をしながら聞こえてくるその声・言い方に、自分自身の反省を感じながらも聞くのが嫌になってきた。今までは、「その言い方は怖いよ」と怒り口調で伝えてしまっていた。今日は、この気持ちのままで私がいたら私自身のイライラが大きくなるのを感じた。そこで、いつものようにまず息子に今の大きな声や言い方大丈夫かを聞いた。息子は「いやだ」とようやく伝えられた。いやだったら、離れて遊んでもいいんだよと伝えると息子は別の部屋に行った。そして、私も今の大きな声を聞いたり、怖い言い方を聞いていると頭が痛くなることを伝えた。頭が痛くなるから、仕事が一区切りついたら1人で出かけたいと、思っていることをそのまま伝えた。娘は1人で行っちゃいやだと言うので、私も頭痛がしてしまうけどどうしたらいい?と伝えた。何度か同じやりとりして私は仕事に戻った。
私の仕事部屋の扉の外にいた娘が、私が仕事の区切りがついて部屋の外に出ると「さっきはごめんね。」と言った。あ、謝った!!!なかなか謝ることが出来ない娘が謝った!!!私は、「怒ってしまうことはいいんだよ。でも、私は大きな声も怖い声も嫌だなって思うの。だから、どうしたらお互い楽しく過ごせるか考えていこう。謝れたんだね。」と思ったことをそのままを返した。そして娘も息子も「うん」と笑っていた。
私はこうしたコミュニケーションを、おろそかにしていた。自分の感情を・思いを伝えようとしなかったし、自分のいらつきとは別のものでいらつきを伝えしまっていた。コミュニケーションには、時間も言葉も必要で、私には手間に感じてしまうことも多い。ましてや家族・親子なら分かってよ、と甘えまで出てしまう。だけど、この時間がお互いを育て合うんだな、とようやく気付く今日この頃。

明日もまた分かり合える瞬間が1つでも多くありますように。

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