リリィ、さよならの「シアワセな機械」

「シアワセな機械」は人の感情を歌った曲で日々の人間関係を見つめなおすきっかけにもなる素敵な曲です。
この曲は今の僕にとって心の支えにもなっている曲なので皆さんにも紹介したいと思います。

シアワセな機械が持つ魅力

曲のストーリー性を通してこの曲が伝えようとしていること、曲全体に魅力を感じています。僕自身の人とのつながりに対する感覚にも影響を与えてくれた魅力的な曲です。

魅力⓵ 引き込まれる歌詞

感情の変化が表現されている
この曲の主人公は2人います。2人が出会い、お互いのコンプレックスをお互いのいいところで埋めあい、人間として成長していくというストーリー性を感じました。
自分に自信が持てず感情をうまく表現できないことをコンプレックスに思っている主人公が、そんなコンプレックスまでも好きだと言ってくれる人との出会いをきっかけに、誰かを大切に想う感情を取り戻していく。
自分を大切にしてくれる人との出会いで、どんなに心に闇を抱えていても人は前を向く勇気を持てるんだと強く思わせてくれる。

曲の主人公と自分を重ねる

この曲を聴いていると無意識のうちに自分の経験と曲の主人公を重ねている時があります。
歌詞の中に「スイッチ切り替えているだけのそんな僕を救ってくれたから」というフレーズがあるんですが、人間関係を築いていく難しさで本当の感情を表に出すことを避けていた自分を変えるきっかけとなった、大切な人との出会いを思い出させてくれます。
このフレーズだけじゃない「シアワセな機械」を形づくる歌詞そのものにいろんな魅力を感じることができます。

魅力② 歌詞を引き立てるメロディ

魅力ある歌詞にさらに雰囲気を演出しているのが心地よく伝わってくるメロディです。
「シアワセな機械」は切なさのテイストが強い曲調だと感じています。
しかし、ただ切ないだけでは終わっていないところが魅力的です。
切ないなかにも、リズミカルな雰囲気も混ざっていて魅力的な歌詞と相まって曲全体を聞き終わった頃にはどことなく前を向いて頑張ろうかなって思わせてくれるんです。

魅力③ 歌詞に込められた感情を切実に表現している歌声

リリィ、さよならはいろんなテーマの曲を歌っていて様々な歌い方をしています。
「シアワセな機械」での歌声は曲全体の魅力に磨きをかけていると心から感じます。

リリィ、さよならの歌声にしかない魅力

そして、この曲の主役ともいえる歌声です。
どこに魅力を感じるかというと、「シアワセな機械」の歌詞には深い悲しみだったり、残酷な表現を使っていないのに切なさや人間味のある苦しみが「歌声」によって自然と伝わってくるという点です。
この歌声で表現されているからこそ、僕の心は揺さぶられたんだと思います。
心の奥まで訴えかけてくれる、心に直接歌詞に込められた思いを伝えようとしている
これはリリィ、さよならが歌うからこその魅力だと思います。

こんな時に聞くと曲の世界観を楽しめる

僕がこの曲を聴くときは決まって1日の終わりや、休みの日など体を休めるときです。
日常生活では、少なからず人間関係でのストレスは感じてしまうものです。人間関係にかかわらず、理不尽なことでも我慢しなければならないことだってある。そんな疲れた心をどうにか癒してあげたいと思ったときにこの曲が頭に浮かびます。
この曲を聴くと自然とリラックスできて、聞き終わったころには、「まあ、なるようになるよね。頑張ろう」って思って頑張れます。
1日の終わりに聞けばまた辛くなるかもしれないけど今は心を休めようって思えて、明日への活力にもなります。
心が弱ってるなと感じた時や慰められたいときに聞くとこの曲をより楽しむことができるんじゃないかなって思います。

youtubeにミュージックビデオがあるので是非聴いてみてください!
https://m.youtube.com/watch?v=fVt0dCpebes

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