店のレイアウト問題

物件が決まったら、次のテーマは店のデザインです。
とはいうものも、これはわたしの管轄外という感覚があって、それはかつて小津安二郎監督が「トンカツはかつ屋に任せろ（自分は映画のことだけ考える、素人は口出しするなの意）」と言っていたというのがずっと頭に残っているからでもあり、デザインは建築士（旧はるやのデザインをしてくれたパートナーの同郷女性）にお任せするつもりでいます。とはいうものも、ゼロからはなにも生まれないわけで、いくつかのリクエストを提出しました。
 
〇本屋部分と喫茶部分を分ける。本棚はマルゲリータ（※）をでーんと置きたい。
〇ひとり席中心で、最大2人席まで。総席数は12～15。厨房に面したカウンター席は2～3席程度。
〇明るい異空間で、でも長居はできなそうな雰囲気（電源は各席にある必要なし）。
〇旧はるやで使用していたカウンター資材の再利用。
〇奥の小部屋（以前は従業員休憩室？）は喫煙室にする。
 
まあまあ注文も数多いですが、建築士には物件探しをしているときからそれとなく話を振って、4月上旬に物件が決まりそうな旨を伝えるとさっそくデザイン案をつくってくれて、物件契約後の5月3日には修正案と見積もりまで用意してくれました。工事の日程も決まり、あとは引っ越し（5月10日）を待つばかりです。
 
マルゲリータの本棚
https://www.margherita.jp/shelf/slf-a5_index.html